キッズがハマる、「スター・ウォーズ」絵本! 心を育む、その3つのポイントとは?

ディズニー

公開日:2016/5/4

「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」、いよいよ待望のDVDが発売!

映画の公開以来、未就学児から小学生の間でも、「スター・ウォーズ」の本やDVDが大人気! かわいいドロイドやライトセーバーのおもちゃを手にしていたり、かっこいいTシャツなどを着たキッズもあちこちで見かけます。
そんな「スター・ウォーズ」にハマっているキッズたちは、いろんなやり方で絵本を楽しみ、心を育てているのをご存知ですか。大人気の絵本のタイトルは『スター・ウォーズおはなしブック スター・ウォーズ/フォースの覚醒』。

「パパ、読んで!」親子で楽しく絵本の読み聞かせ

ひらがなが読めるようになってきたSくんは、5歳の男の子。「スターウォーズ」好きのパパと一緒に映画館で「フォースの覚醒」を見てから、大のSWファン。寝る時になると、「パパ、この本を読んで」と『スター・ウォーズおはなしブック スター・ウォーズ/フォースの覚醒』をせがみます。パパは、添い寝をしながら一緒に本を読み聞かせ。Sくんは、普段もストーリーを時々思い出しては、一生懸命、お話をしてくれるそうです。読み聞かせによる、お父さんの温かな包容力のある声に、子どもは安らぎを覚えながら、絵本の話を通じて物事の構造を学び、心と言葉を育てているのです。漢字には振り仮名がふってあるので、一緒に読みながら、ことばをおぼえることにも役立ちますね。

「おおきくなったらジェダイになる!」ひたすら絵にかぶりつき

「おおきくなったらジェダイになる!」のが夢のKくんは、4歳。テーブルの下に一人でもぐりこんで、「おはなしブック」をめくるのが楽しみ。まだ文字は読めませんが、ストーリーは完全に覚えてしまいました。誕生日に「ぼく、もうジェダイになった?」と訊き、ママから「ルークだって、たくさん修行をしてジェダイになったでしょう?」と言われて以来、毎日もりもりごはんを食べ、ライトセーバーと同じ緑色の傘で、元気に保育園に通っているそうです。
大判で、絵が大きく大ボリューム、内容に忠実なので、もじが読めなくでも、絵を眺めて想像力の翼を大きく広げ、心を豊かにしているのです。

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「どうして?」「うれしい!」自分で読んで、生きる力を育む!

 Mちゃんは、9歳の女の子。いろんな「スター・ウォーズ」関連の本を読んできましたが、初めてのストーリー本を手にした彼女は、すぐに一気に読んでしまいました。そして大好きなR2-D2が動き出すシーンで、彼女は考えました。「どうしてR2-D2は動き出したんだろう」。彼女なりの答えを、親子で語り合うのでした。彼女の「どうして?」という知的好奇心は、物事の背後の世界や価値観に思いをめぐらせ、それを語り合うことをで、視野を広げ、表現する力を身につけているのです。

 Sくんは、10歳の男の子。「ピポピポ」とおしゃべりするBB-8が、かわいくて大好き。ママが夕飯を作っている間に、本を読み終えたSくんがいちばん嬉しかったこと。それは、また、新しいフォースを持ったジェダイが生まれたことでした。何度ストーリーを味わっても、嬉しいシーンは嬉しい。未来への希望を、自分のことのように嬉しく感じる。その想像力は、彼自身の未来に向かって生きる力を育んでいたのです。

 DVDを一緒に見た後、キッズたちと絵本も一緒に楽しんではいかがでしょうか。きっと心を育てる大きな財産となるかもしれません。

スター・ウォーズおはなしブック スター・ウォーズ/フォースの覚醒
■ジャンル:児童向け絵本
■定価:本体価格1,800円+税 
■仕様:判型AB判・ハードカバー・オールカラー・本文80ページ 
■訳者紹介:菊池由美/大阪府生まれ。旅行会社、教育関係会社などに勤務の後、翻訳の仕事を始める。主な訳の本に「スター・ウォーズ 反乱者たち① 反乱の口火」「スター・ウォーズ 反乱者たち② 帝国の日」(角川つばさ文庫)など。ネット上の翻訳サークル「やまねこ翻訳クラブ」スタッフ。
■発行・発売:株式会社KADOKAWA
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