そろそろ「食」ときちんと向き合ってみませんか? 「ふるさと村」流の食養生活6カ条

健康

公開日:2016/5/29

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 人間は誰でも体に自然治癒力が備わっている。しかし、美食の追及、食べ過ぎ、添加物過多の食べ物を食べるなど、自然治癒力を低下させてしまう食生活を送ると、体の不調や病気を引き起こしてしまう。それらを正し、体を変えるための指南本『「食事」を正せば、病気、不調知らずのからだになれる ふるさと村のからだを整える「食養術」』が、2016年5月14日(土)に発売された。

 著者が提案するのが「一汁三菜」「梅干しやぬか漬け」「塩」などを摂るという基本の食事。これら日本人が昔から食べてきた食事を見直すことで、健康や長寿を手に入れられるということを、豊富なイラストと共に紹介している。

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ひとくち30回以上噛む
いつもより3倍噛むつもりで、素材そのものの味を味おう。よく噛むことで、体じゅうにさまざまな素晴らしい効果が表れる。

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15時間以上の休食時間を作る
睡眠時間も入れて、15時間以上内臓や胃を休ませる。ただし飲み物は摂ってもOK。1日1回はしっかり「空腹」を体験すること。空腹は内臓の力を蘇らせる。

食養ごはんを1日1回は食べる
玄米菜食を基本に緑黄色野菜、根菜類、海藻類を積極的に摂る。週に1~2回はまるごと食べられる魚介類、大豆食品、キノコ類を。

ぬか漬け、味噌汁、納豆などの発酵食品を食べる
天然出汁にたっぷりの具を入れて味噌汁を作ろう。旬の野菜、わかめ、豆腐など、味噌汁には何でも合う。ぬか漬けは、気軽に好きな野菜を漬けてみよう

添加物、白砂糖の入った食品を避ける
食品を購入するときは、どんな原材料が使われているか必ず確認する。市販の食品は砂糖や食品添加物が必ずと言っていいほど入っている。

こだわり過ぎない
1日のうち1回はイマドキのごはんでもヨシとする。挫折するくらいなら、ゆるっとマイルドにいった方が良い。

 伊豆の奥地にある食養施設「ふるさと村」流の食養生活6カ条を詳しく説明した同書。また、日本人の体に合う食事や、実際に体と心の健康を取り戻した人たちのことも掲載している。アトピー、リュウマチ、腎炎、肝硬変などで悩む多くの人を「食」で救ってきた著者の教える食養術を参考に、健康的な食生活を始めてみよう。

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■『「食事」を正せば、病気、不調知らずのからだになれる ふるさと村のからだを整える「食養術」
著:秋山龍三、草野かおる
価格:1,620円(税込)
発売日:2016年5月14日(土)
発行:ディスカヴァー・トゥエンティワン

※掲載内容は変更になる場合があります。