着物美青年の夜の取引…思わぬギャップに興奮!カラーイラストも美しいセンシティブBL
更新日:2016/6/20
ラブラブなBLも良いけど、たまには刺激がほしい……そんなあなたに朗報。6月17日(金)に『高嶺のオトコは他人(ヒト)のもの』が発売されました!
駄菓子屋というほんわかシチュエーションかと思いきや、受けの置かれたシリアスな状況にハラハラドキドキ……そんなギャップを楽しめる作品を、著者の高昌ゆりさんに紹介していただきました!
――新刊の紹介をお願いします!
高昌ゆりさん(以下、敬称略): 商店街で駄菓子屋を営む 横一悟郎(よこいちごろう)と茶道会の貴公子 九条穂高(くじょうほだか)。悟郎の駄菓子屋に偶然訪れた穂高。何も接点がなさそうな二人だけど実は二人は初対面ではなくて……。シリアスなシーンもあり、ポップなシーンもありの作品です!書き下ろしも24p収録。
表題作「高嶺のオトコは他人のもの」の他に、
アンソロージー「魔王受けBL」に収録していた「まおうにあいに、」も同時収録されてます。
――メインカップルはどんな攻×受ですか?
高昌:世話焼き男子×傷を抱える青年のセンシティブストーリーです。
――当て馬や重要な脇役は?
高昌:変態で執念深い義兄、何を考えているのか謎のフランス人和菓子職人のテオ。この二人が話しをかき回してくれます!
――今作のこだわりポイントはどのあたりでしょう?
高昌:駄菓子とお茶というちょっとミスマッチなものを話に取り入れたのがポイントかなと思います。
――BLとの出会いを教えてください!
高昌:子出会いは中学生の時に古本屋で読んだ同人誌がきっかけでした。ものすごい衝撃と背徳感と興奮を覚えています笑 商業誌を読むようになったのはかなり後で、描くようになるのはさらに後です。
――BLに限らず、影響を受けた作品はありますか?
高昌:作品ではありませんが某韓流アイドルにどっぷりハマり様々な影響を受けました。
――漫画を描くうえで一番好きな作業は何ですか?
高昌:カラーの作業が一番好きです。中でも肌を塗る作業が一番大変だけど一番好きです。なのでカバーイラストは是非注目していただけたらと思います!
――本作には描かれていない設定があったら、ひとつ教えてください!
高昌:裏設定では無いですが、主人公の二人の外見が当初は全く別人で攻めの悟郎はもっとおっさんで髭ズラで、受けの穂高は黒髪で口元のホクロも2つでした。
――読者さんにメッセージをどうぞ!
高昌:はじめまして、高昌ゆりと申します。「高嶺のオトコは他人のもの」は茶道、駄菓子、着物……そして折檻など色々な要素が入ったお話です。少しでも気に入ってもらえる作品になればと思います!よろしくお願いいたします!
「イイコにしてろよ。茶道会の貴公子さまのこんな姿、誰にも知られたくないだろう?」義兄から受ける折檻に耐えながら、彼が待ち望むのは――…商店街の一角、駄菓子屋『横市商店』を営んでいる悟郎のもとに、着物を着た美しい青年がやってくる。不思議な雰囲気に惹かれた悟郎は、しばし談笑を楽しんでいたが、青年の義理の兄という男がやってきて……。描おろし24Pを加えた表題作ほか、『フルールコミックスアンソロジー 魔王受BL』掲載の「まおうにあいに、」も同時収録。