「腹黒伯爵の溺愛とかすごくニヤニヤしながら読んでしまった」『黒伯爵は星を愛でる』6巻発売でファンはキュンキュンしっぱなし!

マンガ

公開日:2016/6/21

    img01

 音久無(おと・ひさむ)が描く半吸血鬼のシンデレラストーリー『黒伯爵は星を愛でる』最新6巻が、2016年6月20日(月)に発売された。待ちに待った人気シリーズ待望の最新刊とあって、「レオンが王子様過ぎて無理! かっこよすぎ!!」「エスターとレオンの仮面舞踏会! 女の子の憧れだわ」「すでに何回も読み返しちゃった! ほんとときめく!!」とファンはキュンキュンしっぱなしだ。

 舞台は19世紀・ロンドン。半年前に母を亡くしてしまったエスター・メイフィールドは、双子の兄であるアルジャーノンと一緒に暮らしていたが、その兄も貴族の養子となるために家を出てしまい、ロンドンの下町で一人花売りをしながら暮らしていた。「いつも笑顔でいれば、素敵な王子さまが現れるわ」という母の言葉を支えにしていたある日、エスターの前に金色の髪を持つ美しい青年ヴァレンタイン伯爵ことレオン・J・ウィンターソンが現れ、いきなりエスターを花嫁にすると言い出して――。

 実はレオンは、伝統ある吸血鬼ハンターの一族というとんだ黒伯爵。そして、エスターは“ダンピール”と呼ばれる吸血鬼と人間のハーフ。エスターを選んだのは、吸血鬼を識別できるというダンピールの特性を利用するためだとレオンに言われながらも、兄のアルを探すために貴族の妻となる決意をするエスター。すれ違いつつも、徐々に距離を縮めていく2人の様子に「腹黒伯爵の溺愛とかすごくニヤニヤしながら読んでしまった」「エスターは可愛いし、レオンはカッコよく程良くツンデレで…何て美味しいんだ!!」「萌え大盛りてんこ盛り設定おかわり自由って感じ!! 大好き!」とファンは大興奮。

advertisement

 どんどんエスターにメロメロになっていくのに、鈍感で仮初めの結婚だと思っているエスターにスルーされまくるレオンにファンからは「激甘なセリフを吐きまくるのに、鈍感なエスターには全く通じてなくて哀れに見えてきた(笑)」「レオン頑張れ! 君はやれる男だ!!」「エスターちゃんの見事な天然スルースキルを伯爵様がどのように攻略するのかが一番の楽しみ!」という応援する声も。

 同作の作者は、大悪魔ビビと、赤ん坊の時にビビに拾われた少女・はなを描いたファンタジーラブストーリー『花と悪魔』や、平穏な毎日を満喫する雪兎と突然彼の前に現れたコラウラ星の第一王女レイシーの奇妙な共同生活を描いた『女王様の白兎』など、ファンタジー作品に定評のある音久無。「やっぱり音先生のファンタジーは可愛くてキュンキュンできて最高!」「この世界観! 音久無先生のこのほんわかした雰囲気が大好きなんです~」「毎回、この人の本は優しい気持ちになれるし、思わず買っちゃう!!」とファンは音のファンタジーの魅力に骨抜きのよう。

 最新刊の6巻では、吸血鬼の王・クリスのもとで公爵令嬢として舞踏会に出ることになったエスターだが、初めてのダンスはレオンとしたいという夢は叶うのか!? そして、ついにレオンからプロポーズが…!?

 音も自身のTwitterで「レオンとエスターがやっとやっと…! な巻となっております」とツイート。描き下ろしページも多めに掲載されていて、エスターとレオンの関係がどのように変わっていくのか大注目だ。

 2016年7月5日(火)まで、第1巻の電子書籍無料配信フェアも開催されている『黒伯爵は星を愛でる』。現実にちょっと疲れた…なんて感じているあなたもこの機会に、音久無の描く半吸血鬼と吸血鬼ハンターのファンタジーな世界に飛び込んでみてはいかがだろうか。

■『黒伯爵は星を愛でる』6巻
著:音久無
価格:463円(税込)
発売日:2016年6月20日(月)
出版社:白泉社
⇒「黒伯爵6巻配信記念フェア」