暑い夏を涼しくするのにぴったりのホラー書籍『怪談現場 東京23区』が2016年6月17日（金）に発売された。

　TBS「クレイジー・ジャーニー」に出演するなど、今注目のオカルト研究家/怪談収集家である吉田悠軌が、東京23区にまつわる怪談の現場を検証＆考証。ホラースポットと怪談の紹介だけではなく、都内各地の歴史や地理的特徴を調べ上げ、現場取材を重ねて書き下ろした渾身の1冊となっている。世界随一の大都市東京の知られざる一面を知れば、いつもの風景もまた違ったものに見えてくるかもしれない。

　著者曰く「東京は昔から、水路をつくったり水場を埋め立てたり、水と深く関係してきた都市。それを偲ぶように、東京の怪談を多角度から調べていくと水にまつわる事象にたどり着く」。

　怪談好き・都市伝説好きはもちろんのこと、新たな角度から東京の土地の歴史や文化を知り、いつもの街歩きをひと味違ったものにしたい、という人にも楽しめる内容となっている。住んでいても知らなかった土地の歴史や、ガイドブックに載っていない東京の一面を「怪談」を通して知ることができる。それらを知れば、この夏きっと誰かに話したくなるはずだ。

■『怪談現場 東京23区』
著：吉田悠軌
価格：1,400円（＋税）
発売日：2016年6月17日（金）
出版社：イカロス出版

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