「どこまでグロ描写をやってくれるのか期待」漫画『ミュージアム』が小栗旬主演で実写映画化! カエル男はいったい誰に…?
公開日:2016/7/1
漫画『ミュージアム』が実写映画化されることが決定した。数々の謎と罠、そして猟奇的な方法で次々と殺されていく人々。巴亮介による猟奇サイコスリラーがついに実写化するとあってファンたちは「こりゃまたグロさに期待出来そう」「ミュージアム実写化とかほんとに見たい!!」「ミュージアム映画化とか激アツじゃんかよ!!」と期待を寄せている。
雨の日にのみ起こる連続猟奇殺人事件。被害者のもとには、必ず「○○の刑」と書かれたメモが残され、その刑の通りに殺されていく。自らの基準で“私刑”を遂行しているのは、雨合羽にカエルのマスクをかぶった通称“カエル男”。自らをアーティストと呼ぶ異常殺人鬼“カエル男”を追う刑事・沢村久志は捜査を進めていくうちに、カエル男の次のターゲットを突き止めるのだが、逆に絶望的な状況に追い詰められていく…。
同作は、不気味なマスクをかぶり、雨の日にしか姿を現さない“カエル男”を追う刑事・沢村が主人公。仕事熱心なのだが、それゆえに家庭をないがしろにし、妻と息子とは別居中。しかし、“カエル男”が引き起こす連続猟奇殺人に家族ごと巻き込まれていくこととなる。徐々に解明されていく事件や“カエル男”の謎に「グロ系が苦手なの分かっているのに、怖いもの見たさで手を出してしまった。やっぱりキツイ。でも話は面白いジレンマ」「こわくてグロいけど先が気になる!」「全3巻でカエル男を追う刑事のカンの良さとスピーディーな展開が最高」と、グロ系が苦手でも思わず引き込まれてしまう人が続出中だ。
また、“カエル男”の殺害方法も同作の一つの見せ場といえるだろう。“カエル男”はある一定のテーマに乗っ取り、被害者たちを殺害していく。「ドッグフードの刑」「母の痛みを知りましょうの刑」「針千本のーますの刑」など、その殺害方法は被害者と“カエル男”、そして沢村の過去とも絡み合っていくこととなる。「カエル男が怖すぎる…ほんと怖い! ドアを開けたらいるんじゃないかってぞっとする」「特に母の痛みを知りましょうの刑はやばい」「見せ方が上手い。思わず目を背けたくなるけどそれをさせてくれない」と、“カエル男”の不気味さと恐ろしさが臨場感を読者に感じさせている。
今回の実写映画「ミュージアム」は、主人公の刑事・沢村役を小栗旬、監督を映画「るろうに剣心」などで知られる大友啓史が務めることが発表されている。その他にも、沢村の妻役に尾野真千子、沢村を慕う新米刑事に野村周平、沢村の上司・関端役に松重豊など名優たちが脇を固め、映画「ミュージアム」にリアリティと緊張感を生み出していく。また主要キャストが発表されているにも関わらず、“カエル男”だけは「カエル男」と明記され正体がわからないようになっている。「公式サイト、俳優さんの中に“カエル男”とだけあるのが、原作の不気味な雰囲気が伝わってすごくいい」「こういう風にしてくれると思わず期待しちゃう」「カエル男が誰なのか考えながら観てると、沢村と一緒に追い詰められてく気分になっちゃいそう」と、カエル男の不気味な存在にファンたちはハラハラしっぱなしの映画となりそうだ。
原作をすでに読んでいるファンたちからは「どこまでグロ描写をやってくれるのかも期待だな~」「映像でどんな風になるのかが一番の気になりどころだ」「R指定付けてくれてもいいからなるべく忠実にお願いしたい!!」と願望の声が。原作の内容が猟奇殺人をテーマにしたサイコスリラーなので、ファンにとっては譲れない部分なのだろう。
映画「ミュージアム」は、2016年11月12日(土)に公開予定。恐ろしくも、思わず引き込まれてしまう“カエル男”の芸術をあなたも覗き見てはいかがだろうか。
■映画「ミュージアム」
公開日:2016年11月12日(土)
原作:巴亮介
監督:大友啓史
脚本:高橋泉、藤井清美、大友啓史
出演:小栗旬、尾野真千子、野村周平、松重豊、大森南朋、カエル男、ほか
⇒映画「ミュージアム」公式サイト
■『ミュージアム』3巻
著:巴亮介
価格:571円(+税)
発売日:2014年4月4日
出版社:講談社