◯◯枕で寝ると髪が育つ!? 間違ったシャンプーが抜け毛の原因に!髪の増やし方

健康・美容

公開日:2016/7/9

 男性型脱毛症(AGA)や20~30代の間で急増しているという、女性の抜け毛……今や、薄毛は男女関係なく多くの人にとって悩みのタネとなっています。「髪が生えるならどんなことでも試したい!」という、切実な想いを抱える人にオススメなのが『読むだけで髪が生える ふえる100のコツ』(主婦の友社)です。

 第1章の「なぜ起こる? どう対処する?【脱毛・薄毛・白髪の基礎知識】」では、抜け毛の直接的な原因を、髪の毛をつくる役目を持つ「頭皮の毛母細胞」の働きが悪くなることと定義しています。加齢によって細胞が弱まったり、食生活の乱れやストレス がたまったりすると、男性ホルモンの影響が強まると、薄毛や抜け毛を引き起こすんだとか。

 どれも改善するのが難しそうですが「栄養バランスのよい食事をとり、頭皮の血行を促せば、脱毛の解消や育毛の促進は不可能ではありません」という頼もしい言葉を聞き、言われてみれば、コツが100もあるんだから、ひとつくらい自分にできることがあってもおかしくない! ということで、同書のなかから今日からできる“髪が生えるふえるコツ”をご紹介します。

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抜け毛を防ぎ、髪を健康に育てる「正しいシャンプー」

 市販のシャンプーは「髪にやさしい」「髪をツヤツヤにする」などの謳い文句が多く、髪を中心にシャンプーを選びがち。しかし、本来シャンプーの役割は「頭皮を洗うこと」。髪の毛を洗うことばかりを意識しすぎて頭皮の洗浄が不十分だと、頭皮に脂が詰まり、髪が細く弱くなってしまうというのです。また、毛穴に脂が詰まると髪に栄養が行かず髪が細くなるため皮脂の分泌が多い人のほうが脱毛になりやすいとか。毛穴の皮脂詰まりを防ぐためにも、毎日頭皮を洗い、余分な皮脂を取 りさる必要があります。その日の汚れはその日のうちに落とすことを基本にしましょう。

 

「洗うときは、指の腹を使って、後頭部の髪の生えぎわから、上に向かって地肌を洗っていきます。髪が生えている流れに逆らうように上に向かって洗うことで、しっかりマッサージしながら洗いましょう。とくに、頭頂部および、毛が薄くなっている部分はしっかりと洗います。頭頂部は皮脂の分泌が盛んな場所ですから、ここから毛が薄くなっていく場合が多いのです」

 頭頂部の薄さを気にして、洗いが不十分だと脱毛が進む可能性も。しっかり洗うことが必要とのこと。また、リンスの役割は髪の 摩擦抵抗を低減させて指通りのいい状態に保つことなので、使用の際は頭皮に付けないように注意してください。

寝ながら育毛する「竹枕」。通気性と頭皮への刺激が◎

 竹で作られた竹枕は、通気性に優れているため熱がこもりません。首筋や後頭部の熱も取 り除くことができるので頭皮は汗をかきにくく、毛穴を広げずに毛穴を清潔に保つことができます。さらに、適度な硬さがある竹枕は頭皮を刺激して髪をつくる細胞を活性化する効果も。汗ばむ季節には竹枕がオススメです。

指の付け根にあるツボを刺激する「手のひらマッサージ」

 手のひらの筋肉をマッサージすることで、血行や体液の循環をスムーズにし、体の根本から多くの症状や病気を改善する健康法「手のひらマッサージ」。抜け毛や白髪の予防・改善には手のひらにある“脱毛点”への刺激がオススメです。親指の付け根にある関節のシワの中央部分が脱毛点というツボ。この脱毛点の周辺をまんべんなく刺激し、右手と左手それぞれ1日25回ずつもみましょう。お風呂あがりや就寝前に親指の爪を立てて、やや強めにマッサージをすると、より高い効果が得られるとか。

 そのほかにも、髪の毛を強く美しくする料理レシピなど、今日からはじめられる“髪が生えるふえるコツ”がイッパイ! 下手な鉄砲数撃ちゃ当たる、このことわざを胸に、100のコツを実践してみましょう♪

文=谷口京子(清談社)