突撃となりの朝ごはん!みんなは何を食べてるの?明日からマネしたくなるレシピ満載【作ってみた】

食・料理

公開日:2016/7/15

『OZmagazine PLUS No.2 朝ごはんで毎日を整える』(スターツ出版)

 朝ごはん、毎日何を食べていますか? 毎朝同じメニューという人もいれば、気分によってメニューを変えている人もいるかもしれません。そんな時、ふと「他の人は朝ごはんに何を食べているんだろう?」と気になったりしませんか? そんなギモンに応えてくれる『OZmagazine PLUS No.2 朝ごはんで毎日を整える』(スターツ出版)を紹介します。ここでは、有名人の朝ごはんから、美味しく白ごはん・卵料理・みそ汁を食べられるアレンジレシピ、ごはんのお供となる商品紹介など、様々な角度から「朝ごはん」を研究していて、読み終わったら「翌日の朝ごはんは何食べようかなぁ」と楽しみになるくらいです。今回はこの中から、白ごはんと卵のアレンジレシピ、気分がのらない日におすすめの朝ごはんレシピ、計3品を実際に作ってみました。

1.驚くほどキャベツが食べられる!「たっぷりキャベツの納豆ごはん」(P.29)


 せん切りにしたキャベツをボウルに入れて電子レンジで30秒ほど加熱します。これをほかほかの白ごはんの上にのせ、さらに納豆、卵黄をのせたら、最後にポン酢とごま油を混ぜたタレを上からかければ完成です。5分もあればできますよ。

 日本人の定番朝ごはんである「白ご飯」を使ったアレンジレシピです。一見ミスマッチな組み合わせであるキャベツ、納豆、卵黄ですが、これを上にかけたタレと一緒に混ぜて食べると、不思議なほどに違和感なく、ざざざっとかき込みたくなる美味しさでした。キャベツも事前に温めていることでかさが減り、これなら一気に大量のキャベツを食べられそうです。ちなみに、キャベツの食物繊維と納豆の乳酸菌によって、腸の働きを良くし、便秘の解消も期待できるんだとか。

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2、めんつゆ×大葉の組み合わせがハマりすぎ!「めんつゆ大葉目玉焼き」(P.36)


 サラダ油を熱したフライパンに卵を割り入れ、卵の白身が固まるのを待ちます。外側が固まってきたら水を入れてふたをし、3分ほど蒸し焼きにします。その後ふたを開けて目玉焼きをひっくり返して焼きます。これをお皿に移し、その上にせん切りした大葉をのせ、めんつゆをかければ完成です。

 こちらも朝ごはんの定番・卵を使ったレシピの1つです。目玉焼きというと、人によってしょうゆ、ソース、塩など、上にかけるものの好みが分かれたりしますが、ここではめんつゆ×大葉という、新しい組み合わせの食材をのせてみました。食べてみると、シンプルな目玉焼きに優しいめんつゆの味が染み込み、そこに大葉の独特な味がアクセントとなって全体を引き締めてくれて、夏にぴったりなあっさりした一皿でした。卵レシピとして、他にはキムチを入れたオムレツ、茹で卵をアボカド・わさびで和えたものなど、かなり珍しい組み合わせも紹介されています。

3、優しいカボチャの甘さが身にしみる「カボチャボウル」(P.69)


 ボウルに入れた冷凍カボチャを電子レンジで1分ほど加熱し、フォークなどで潰します。ここに豆乳とはちみつを加えて混ぜ、最後にシリアル・ナッツを加えれば完成です。

 こちらは、やる気がない朝にたった2分で作れる簡単レシピの1つです。朝から元気がないときに、わざわざ手間をかけて朝ごはんを作る気にはなれませんよね。そんな時に役立つ食材の1つに「シリアル」があります。最近ではシリアルやグラノーラなどを朝ごはんとして楽しむ人も多くなってきていますが、これを使ってそこにちょこっと栄養を加えれば、元気がない体にやる気を起こさせてくれるはず。カボチャが溶けた牛乳にシリアルを浸して食べると、優しいカボチャの甘さがシリアルにしみ込み、スルスルっと体の中に入り込んでいきました。お疲れ気味の体にはこの優しい甘さがしみ渡り、なんとなくほっとリラックスした気持ちにしてくれます。やる気がない時には他にも、温めた甘酒をヨーグルトに溶かしたものや、豆腐とツナの即席冷や汁など、パパっと作れて気持ちを高めてくれるレシピが紹介されています。

 

朝ごはんは健康状態のバロメーター
 ぐっすり眠った後、朝起きて何か食べ物を欲するのは、健康状態が良好な証。そんな時の朝ごはんはきっと何を食べても美味しく感じられますよね。毎朝起きた時に食べたいと思う朝ごはんが、実は自分自身の体調のバロメーターになっていたりします。毎朝自分の体と「今日は何が食べたいかな?」と対話しながら、朝ごはんを楽しんでみてはいかが?

文=JUNKO