驚愕! PTAが不倫の温床になっているって本当?
公開日:2016/8/18
人妻の潜在的な不倫願望や乱れた性の現実などを、これまでいろんなメディアであることないこと散々煽りまくってきた私であるが、「散々煽りまくってきたわり」には、いつも次のような“ソレ以前”のクエスチョンが頭をもたげて離れない私なのであった。
「欲求不満で浮気したい人妻には、どこへ行けば出会えるんだろう…?」
風の噂で、人妻たちの「じつは私、不倫している相手がいるんです」「夫が私を女として見てくれないから、最近モヤモヤしてたまらないんです」……みたいな実話(逸話?)は続々と耳に入ってくる。しかし、そういう人妻たちが“利害一致する男”と、どんなかたちで知り合い、話がトントン拍子で進んでいくのかは、今ひとつ判然としない。
普通の人妻は夜な夜な恵比寿横町でナンパ待ちなんてできないし、子連れでショッピングしている人妻に「ちょっとお茶でもしませんか?」なんて声をかけてくるチャレンジャーな男もそうはいないだろう。もちろん、私の周囲にいる人妻たちから「今日は帰りたくないの…」なんてモーションをかけてきてくださったことなど一度もないし、それっぽいスキやサインを感じ取ったこともない。もしかすると、単に私が鈍感なだけなのかもしれないが、たぶん90%以上の確率でスキやサインは出ていない。出会えなければ“不倫”も“割り切ったセックス”も、絶対に成立はしないのだ。
ところが! そんな私が長年に抱き続けてきた“謎”を一気に解決するセンセーショナルな“真実”をネット上で発見した! 『ダイヤモンド・オンライン』から配信された「PTA不倫、出会い系も真っ青!の不道徳な実態」というタイトルの記事を読んでみると……どうやらこーいうことであるらしい。
教育に熱心で時間のある一部の親たちだけがPTA活動にいそしんでいるのかと思いきや、男女交際の出会いの場としてPTAを「活用」している親たちも少なくないと聞けば、驚くだろうか。
驚いた。PTAはたしかに盲点だった。子どもがいない私にとって、PTAとは学校自体を買収でもしないかぎりは入会することができない、まったく無縁な“妄想の場”でしかなく、そこが“出会いのきっかけ”とも十分になり得るケースは、理屈上わからなくもない……のだけれど、当記事によれば、近年のPTAは「陰でコソコソ」といった生やさしいレベルではなく、PTA後の打ち上げは軟派系を通り越して“ヤリサー”化しているわ、教師と母親がラブホのベットの上で教育論を語り合うわ、SW・GS・NTR(ここではとても書けない特殊プレイの略なので、気になるアナタは自分で調べてください)ほか諸々の変態的性癖の温床になるわ……と、私の“妄想”をはるかに超えたとんでもない事態になっているのだという。
なぜ、PTAは不倫に最適なのか? “実践”しているパパ・ママたちの言い分は以下のとおりである。
・親同士が仲良くなれば学校は荒れない?
・年齢も背景も異なる大人の集まりだが、「子どもを持つ親」という共通の話題がある
・SNSの出会いと違って相手の素性がわかる
教師との不倫が続行中の、とある人妻は記事内でこんな発言する。
「性は生きるためのもの。次の世代を育む教育の場では、逃げずに向き合うべきではないでしょうか。親と教師が仲良くなることは、子どもたちにとってプラスにこそなれ、マイナスになることはありません」
なんとクレイジーな自己正当化のロジック!? いったい、どこのPTAを取材したのは知る由もないが、ここの父兄やセンセイの皆さんは「好事魔多し」という言葉を今一度噛みしめ、浮かれすぎずに、節度ある「ほどほどの交流」を図っていただきたい。「羨ましくなんかない!」と言えば嘘になるが……コレ、間違いなくバレますから!「不幸は刑事の訪問のごとく、ある日突然やってくる」のだ。
文=citrus山田ゴメス