芸人バービーも6.5kgやせた! 大好評だった「やせおか」が今度は全部レンチンで作れる!【作ってみた】
更新日:2016/9/12
1年間で26kgやせ、15号の服が7号にサイズダウンした著者が、自分の実践したレシピをまとめた「やせる作りおきおかず」が大ブームになったのはまだ記憶に新しいところだと思いますが、今度はすべてレンチンで作れる『全部レンチン! やせるおかず作りおき』(柳澤英子/小学館)が発売されました。これぞ「やせおか」史上、最も簡単に楽してやせられる1冊。火を使わないので失敗しにくく、料理が苦手な人でも作り&続けやすいレシピばかりです。実際に人気芸人のバービー(フォーリンラブ)さんも21日間実践して6.5kgやせたとか。気軽に作っておいしく食べてやせられる、女性にとっては夢のようなレシピ本です。今回はこの中から魚を使った主菜1品、野菜を使った副菜2品を実際に作ってみました。
1、レンチンで作ったとは思えない! しっかり味がしみ込んだ「さけのみそ煮」(P.34)
保存容器に長ねぎを敷き詰め、生さけを並べ入れます。この上にみりん、酒、みそ、しょうがパウダーを混ぜ合わせたものを塗り、みょうがをのせたらラップをして600Wの電子レンジで4分ほど加熱したら完成です。
ダイエット中とは言え、やはり主菜となる魚や肉はしっかり食べたいですよね。でも、カロリーを考えて、そんなに量を作らないのに調理しないといけないのが面倒だったりしませんか? そんな時にこそ役立つのがレンチン調理です。ここでは、容器に材料を全部入れてレンチンするだけで、調理終了。しかも、出来上がりはじっくり煮込んだかのようにさけに味がしみ込んでいて、これがたった4分のレンチンでできたなんて思えないほどの満足度です。一度作れば冷蔵で3~4日、冷凍保存も可能なので、さけを安く買った時にまとめて作ってしまえば、家計的にも助かります。
2、驚くほどの食感!「やわらか大根」(P.65)
耐熱皿に大根を並べて600Wの電子レンジで6分ほど加熱します。ここに酢、水、塩こしょうを混ぜたものをかけて、ひと晩たったら上下を返せば完成です。
一般的に根菜類を茹でる時は、鍋に水と一緒に入れてぐつぐつ長時間茹でて柔らかくしますが、これは時間があるからこそできること。忙しい人にとっては、これはとっても面倒な調理で、しかもこの暑い中、長時間火を使うというのは苦行です。一方で、レンチン調理であれば、たった6分で大根が驚くほどの柔らかさになり、しかもひと晩寝かすことでさらに柔らかさが増します。お箸ですっと切れた時は感動ものです。食べる時は、アツアツよりも冷やして、オリーブオイル、粗びき黒こしょうをふって食べると、大根の甘みが感じられて美味しいですよ。冷蔵で4~5日保存可能。
3、箸が止まらないうまさ!「キャベツのねぎ塩ダレ」(P.97)
保存容器に長ねぎ、ごま油、塩、粗びき黒こしょう、ガーリックパウダーを入れて混ぜ合わせます。そこにキャベツを入れて手で押さえつけ、青じそをのせたら蓋をして冷凍します。食べる際に凍ったまま600Wの電子レンジで3分ほど加熱し、一度かき混ぜ、さらに1分加熱すれば完成です。
こちらは、味付けまでした状態で冷凍し、食べたい時にレンチンしてアツアツ出来立てを楽しめる副菜レシピです。生のままでキャベツを食べる際はかなりのかさがあるので、それほどたくさん食べることが出来ませんが、レンチンすることでぐーんとかさが減ります。しかもごま油などを使ったタレがくたくたになったキャベツにしっかりしみ込んで、もう1玉まるまるでも食べられそうな勢いでした。冷凍する段階まで作っておけば、後はレンチンするだけですぐに食べられるので、疲れた時の速攻おつまみとしても最高です。
ちなみに、やせる食べ方として(1)野菜はたっぷり食べる(2)肉や魚もしっかり食べる(3)炭水化物は控えめにする、この3つを(1)(2)(3)の順番で食べることでより効果的にやせるんだとか。実際この食べ方+レンチンやせおかレシピを実践した、人気芸人のバービー(フォーリンラブ)さんは21日間で-6.5kg、ウエスト-15cmと、見た目から変わったとわかるほどやせたそうで、自分が実践する上でちょっと励みになりそうな体験レポートも紹介されています。
これでやせなきゃダイエットはなかなか難しいかも…
もともと大人気だったシリーズのさらにオールレンチンレシピということで、かなり期待値高く本を手に取ってみたら、想像以上に簡単&本格的な味で、これは本気で続ければ確かに効果が出そうな気がしました。逆にこれで結果が出なければ、やはり食事だけでやせようというのは難しいかも。
文=JUNKO