「今の自分は、なりたかった自分なのか」一生を賭ける仕事の見つけ方
公開日:2016/9/9
「今の自分は、なりたかった自分なのか」――。生きているとそう悩んだ経験がある人が多いだろう。そんな人に向けた一冊『一生を賭ける仕事の見つけ方』(斎藤祐馬/ダイヤモンド社)が発売された。
トーマツベンチャーサポート株式会社事業統括本部長であり、公認会計士でもある斎藤祐馬は、中学生のとき、脱サラして起業した父親が事業を乗せるのに苦労している姿を見て、「事業を立ち上げたばかりの起業家を支援する人がいればいいのに」と何度も思い、やがてベンチャーの「参謀」を志すようになった。
2006年からは単独でベンチャー支援を始め、2010年にはトーマツ内で休眠していたトーマツベンチャーサポート株式会社の再立ち上げに参画する。従来の公認会計士の枠には収まらない「ベンチャー支援」という活動に対して当初は理解を得られず、社内からは逆風も吹いた。しかし、一つひとつ壁を乗り越え、社内外に仲間を増やしていくことで大きく成長するに至った。
2013年4月より、現在は「起業家の登竜門」と呼ばれるようになった「モーニングピッチ」を仲間とともにスタート。これまでに700を超えるベンチャーの登壇を実現したモーニングピッチは、大企業やベンチャーキャピタル、メディアとの出会いの場をベンチャーに提供する、日本有数のプラットフォームとなっている。
たった1人から始めたベンチャー支援を、100人超の仲間と数千社を巻き込む日本一のプラットフォームに育てた斎藤は、同書内で「自分にしかできないことを見つけたい」けれど、「どんな仕事に“人生”を賭ければいいのかわからない」という人へ、「思い」と「仕事」をつなぐ5つのステップを明かしている。自分の人生を本気で生きるための究極の方法がここにあるのだ。
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