「僕は発達障害のひとつADDです」モデル・栗原類が発達障害でも芸能界で輝けた理由とは
更新日:2016/10/3
「僕は発達障害のひとつADD(注意欠陥障害)です」“ネガティブすぎるイケメンモデル”として注目され、現在はモデル・タレント・俳優として活躍する栗原類。彼の自伝的書籍『発達障害の僕が輝ける場所をみつけられた理由』が2016年10月6日(木)に発売される。
発達障害(自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害など)は、脳機能の発達が関係する生まれつきの障害のこと。発達障害がある人は、コミュニケーションや対人関係をつくるのが苦手で、その行動や態度は「自分勝手」とか「変わった人」「困った人」と誤解され、敬遠されることも少なくない。
8歳の時、当時在住していたNYで「発達障害」と認定された栗原も、小学1年での留年、日本の中学時代の不登校、高校受験の失敗などの紆余曲折を経てきた。しかし、今やこうして芸能界という自分の才能を生かす場所を見つけて輝いている。それはいったいなぜだろうか。
同書では、その秘密が明らかになる。同じ障害がありながら、いつも信じて導いてくれた母。アメリカの「発達障害」に対するおおらかな環境と、学んだ英語が自信を持たせてくれたこと。されて嫌なことを人にはしないと決めた、人として愛される生き方など。ADDの特徴である衝動性を抑え、苦手なコミュ力を克服し歩んできた今までを語る。
誰もが輝くためのヒントがみつかる!
・コメディ俳優になりたいという夢を、母が後押ししてくれた
・中学時代の他者との葛藤が「心の体力」をつけてくれた
・長く続けられる方法で学んだ「英語」が自信になった
・好きな音楽・映画や旅の体験が個性を作る核になった
・長い目であきらめず努力し続けることが大切。…などなど
さらに、母や主治医に加え、芸能界で親交のあるピース・又吉直樹のインタビューも収録。彼がなぜ輝く場所をみつけられたのか、ずっと側にいた母の泉さんだからこそ分かる「あの時、実はこうだった」という出来事などを語っており、3人から見た栗原の意外な一面が明らかに。
また、発売を記念して10月10日(月)にKADOKAWA富士見ビルで栗原によるトークショーも開催。「発達障害」について悩んでいる人、理解を深めたい人に向けて、栗原が思いの丈を語る。
■「『発達障害の僕が輝ける場所をみつけられた理由』発売記念トークショー」
日時:2016年10月10日(月・祝)11:00~
会場:KADOKAWA富士見ビル 2階ホール
住所:東京都千代田区富士見2-13-12
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