<ドキドキしたい人へ>サンドイッチにスイーツ…なぜか見ただけで胸キュンしちゃう「萌え断」【作ってみた】

食・料理

公開日:2016/9/23

『萌え断』(みないきぬこ、pekopokovvv(ペコ)/河出書房新社)

 最近私生活でキュンキュンしていますか? アニメやドラマだけで胸キュンしている人にこんな胸キュンはいかがでしょう?「萌え断」はあるインスタグラマーがベーグルの断面写真を公開し、愛おしさのあまり「萌えー」と言ったことから生まれたワードで、今ではサンドイッチやケーキ、卵焼きの断面までも萌え断として紹介されています。そんな胸キュン必須な断面を持つレシピばかりを集めた『萌え断』(みないきぬこ、pekopokovvv(ペコ)/河出書房新社)が発売されました。そこで今回はこの中から、サンドイッチの萌え断レシピ3品を実際に作ってみました。

1、カラフルな断面に萌え~「スパニッシュオムレツサンド」(P.25)


 サラダ油を熱したフライパンにじゃがいもを入れて8分ほど炒めます。そこに、パプリカ、グリーンピースも加えて炒めたら、卵液を流し入れてふたをし、10分ほど蒸し焼きにします。これをトーストしてバターを塗った食パンの上にのせ、その上にトマトケチャップを塗ったらもう1枚のパンをのせてラップに包み、10分ほどおいてなじんだら切り分けて完成です。

 1品目は、色とりどりな野菜と卵を使ったサンドイッチレシピです。1つのサンドイッチで白、赤、緑、黄色を楽しめるなんてなかなか贅沢ですよね。見るからに鮮やかで元気が出そうな萌え断です。食べてみると、こちらもまたサクッ、フワッといろんな食感が楽しめ、塩気が効いたボリューム満点のサンドイッチでした。

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2、たくさんの食材が入った断面に萌え~「かじき&パプリカ&アボカドサンド」(P.35)


 白ワイン、粒マスタード、すりおろしたにんにく、塩こしょうを揉みこんだめかじきを、オリーブ油を熱したフライパンで両面焼きます。トーストしてバターを塗った食パンにアボカド、ソテーした黄パプリカ、先ほどのめかじきのソテー、レモンをのせ、マーマレード、マヨネーズ、カレー粉、塩を合わせたソースをかけたら、もう1枚の食パンをのせてラップで包みます。10分ほどおいてなじんだら切り分けて完成です。

 2品目は、こちらもまたたくさんの食材を使ったサンドイッチです。しかも、今度はどの食材の量も多く、サンドしてバランスを保つのが難しいくらいのかなりボリューミーなサンドになりました。食べてみると、レモンの酸味とマーマレードの甘み、塩けが絶妙にマッチしていて、見た目ほどヘビーではなく、意外とペロッと食べられました。これだけのいろんな食材が詰まった萌え断を見ているだけで、ニヤニヤ嬉しくなってしまいますね。

3、美しいフルーツカラーに萌え~「定番のフルーツサンド」(P.61)


 食パンに、クリームチーズ、生クリーム、砂糖を混ぜ合わせたものを塗り、その上にいちご、キウイ、黄桃を並べます。さらにこの上に先ほどのクリームをのせたらもう1枚の食パンをのせます。これをラップで包み、冷蔵庫で30分ほど冷やしてなじませたものを切り分けたら完成です。

 最後はフルーツカラーが鮮やかなサンドイッチです。1つのサンドイッチに3種類もフルーツが入っているなんて、大人ながらにテンションが上がりませんか?それぞれ異なるはっきりした色で、それがキレイに1列に整列している萌え断に正しく胸キュンです。ここに挟んだ優しい甘さのクリームが、甘酸っぱいフルーツの味を包み込んで中和してくれ、食べ終わった後も美味しさの余韻に浸ることができる贅沢なサンドイッチでした。ちなみに、萌えさせるためには、フルーツを大きめに切ることがポイントですよ。

 

最後に切るまでわからないドキドキがまたたまらない!
 今回3品作ってみましたが、レシピ本を見ながら作るのである程度の出来上がり完成図は想像できるのですが、それでもやっぱり切って断面を見るまで、どんな感じになっているのかわからないドキドキが、また楽しかったです。胸キュン、ドキドキに飢えている方、ぜひ作って萌え断に癒されてみて下さい!

文=JUNKO