こんにちは！イケメン俳優さんのドラマや映画を観ることで日々の活力を得ているアラサー女、星野グミコです。このコラムでは今、観たい！話題のイケメン俳優さんたちが出演した個人的オススメ映画やドラマのレビューをしつつ、その俳優さんの魅力をアラサー女子的観点で分析してゆきます！！

　10月からは初舞台『かもめ』に出演、そして来年2月には初W主演映画『君と100回目の恋』も公開と、2016年最注目の若手俳優・坂口健太郎さん。はじめはCMや雑誌の表紙などでよく見かけるお洒落なモデルさん、というイメージでしたが…ここ最近のドラマや映画での演技や、トーク番組などで見せる可愛らしい素顔を見て、「一体どんな人なの？」と気になっていた方も多いのでは！？

　今年は人気ドラマに次々出演した坂口さん。キュン死に女子が続出した『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』や、出版社営業マン役として奮闘する姿が涙を誘う『重版出来！』。そして今回ご紹介する、坂口さんの新たな魅力が開花した朝ドラ『とと姉ちゃん』！坂口さんが演じる帝大生・星野武蔵は植物オタクで変わり者、でもとっても優しい心を持つ純粋な青年。星野くんと主人公・常子の応援せずにはいられないもどかしい恋愛模様は、朝から視聴者の心を鷲掴みにしました！ 昭和な丸ブチ眼鏡と七三分けヘアもキュートでまさに「愛すべきキャラ」でした！ 坂口さんも今までと違ったヘンテコな役を演じるのは楽しかったようです。

スタッフも共演者も虜にする極上スマイル！

　そして、坂口さんの魅力は何と言っても、見る人まで思わず笑顔にしてしまうあの極上スマイル！！ まさにニコーーッという効果音が聞こえてくるようですね（笑）♪　視聴者のみならずスタッフや共演者をも虜にしてしまう笑顔は破壊力抜群！ そして星野くんの天然な発言や行動は、坂口さん本人とも重なる部分があるんです。朝ドラ後の情報番組『あさイチ』にゲスト出演した際には、食事シーンで本人も気付かないままベスポジにご飯粒をつけて演技していたことをツッコまれていました。こんなあざといテクニックを無意識にやってのける坂口さん、恐ろしや…！ 共演者の高畑充希さんから「無重力系年上キラー」と言われるのも納得ですね！ さらに坂口さんはゴハンを本当に美味しそうに食べるのもポイント！ あの笑顔でむしゃむしゃ食べている姿には、思わず母性本能をくすぐられますね！！

　映画『ヒロイン失格』では『とと姉ちゃん』とは正反対の、連続壁ドン（15秒間に3回！）をヒロインにお見舞いするような少女マンガならではのモテキャラを演じていますよ！ 一見チャラそうな男子役も、坂口さんがやると嫌味のないキャラに見えてしまうから不思議なのです！

現場の流れに身を委ねる柔軟性が俳優坂口スタイル

　『MEN’S NON-NO』の専属モデルとしてデビューした坂口さん。抜群のスタイルと、どんな服でもお洒落に着こなしてしまうファッションセンスで人気を博し、専属モデルとして20年ぶりに単独表紙を飾る快挙を達成しました！ 『MEN’S NON-NO』は阿部寛さんや大沢たかおさん、田辺誠一さんなどの人気俳優を輩出した雑誌であり、坂口さんも役者になる夢を目指してこの雑誌のモデルのオーディションに応募したそう。

　役柄を意識して演技するのではなく、「役に一番寄り添う存在」になれるよう、なるべくそのままの自分で演じるという坂口さんの演技はとっても自然体。無理している感じがしないから、どの役にもすんなりハマり、わざとらしさや違和感は全く感じられません。自然な演技といっても自然に見せること自体が難しいのに、それをサラッとやってのける所が坂口さんの凄さ。事前に演技を固めず、臨機応変に現場の流れに身を委ねて楽しんでいるというスタイルは、演技を始めて数年とは思えない余裕っぷり！？ 既に将来大物になりそうな予感ですね…！

昭和チックな趣味は、まさにサブカル女子殺し！

　一見今どきのお洒落男子に見える坂口さんですが、意外と趣味は昭和チック。趣味の読書では北方謙三や司馬遼太郎などの渋い小説を好み（歴史好き）、純喫茶や名画座、銭湯などがお気に入りスポットだそう。休日は思い立ったらフラッと一人旅に出かけ、陶芸をするために出かけた真冬の岐阜で野宿をしたり、これまた真冬に思いつきで滝行をしに行って死にかけたり…（！）と、ツッコミ所満載の愛すべき休日の過ごし方をされています。

　重力がない、つかみ所がない、と言われるようにふわふわと軽やかな佇まいが魅力の坂口さん。（ブログやツイッターの文面も力が抜けていて癒されますよ）生き辛い世の中に疲れてしまったアラサー女子の心をほぐしてくれるような、自然体な立ち振る舞いが素敵です！！ 肩の力を抜いた生き方や、周囲をハッピーにできる笑顔は愛されキャラの秘訣。私達アラサー女子も坂口さんのようなナチュラルな生き方を見習って、日々過ごしていきたいものですね♪

文＝星野グミコ