オール200kcal台以下!残業後にしっかり食べても太らない楽ちんレシピ【作ってみた】

食・料理

公開日:2016/9/27

『食べようびMOOK 太らない残業ごはん』(オレンジページ)

 今日も遅くまで頑張って働いていたら、気がつけばもうこんな時間。お腹は空いているからしっかりご飯は食べたいけど、カロリーも気になる…。働いている女性の心の声としてこういう悩みが聞こえてきそうですが、それに応えるかのように『食べようびMOOK 太らない残業ごはん』(オレンジページ)というレシピ本が発売されました。おなかは満足するけれど低カロリーのお肉料理、ゆるっと続けられる低糖質の野菜おかず、胃にやさしい料理など、残業後でもこんなにしっかり食べられるの!? と驚いてしまうくらいのレシピがたくさん紹介されていて、しかもそのすべてが200kcal台以下という嬉しいおまけまでついています。これなら夜遅くても安心して食べられますよ。今回はこの中から3品を実際に作ってみました。

1、しっとり蒸されたキャベツが美味しい「キャベツと厚揚げのゆずこしょう風味」(P.28)


 フライパンにキャベツ、しいたけ、厚揚げの順に重ね、上からゆずこしょう・しょうゆ・酒を混ぜたものを回しかけます。これにフタをして3分ほど蒸したら、フタをとってさらに3分ほど煮れば完成です。

 1品目は低糖質のキャベツを使ったレシピです。夜は、摂取した糖質がもっとも脂肪に変わりやすい時間帯です。それを防ぐためには、最初から低糖質の野菜を摂ることをオススメします。ここではそんな糖質が低いキャベツを蒸すことで、甘みが増し、また、しいたけやゆずこしょうのうまみもしっかり吸収しているので、そのまま生で食べるよりもぐっと味わい深く、忙しかった日にほっと落ち着ける一品になっていました。なかなかのボリュームがありながらも、カロリーは205kcal。

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2、疲れた肌もケアしてくれる「アボカド&ヨーグルトマヨドレッシング」(P.47)


 アボカドをスプーンですくってお皿に盛ります。ここに、プレーンヨーグルト、塩こしょう、マヨネーズを混ぜたソースをかければ完成です。

 2品目は、女性にとっては嬉しい、お疲れ肌をケアしてくれるレシピです。女性の中でアボカド好きって多いと思いますが、結構まったりしていてカロリーが高いので、夜はなかなか食べられないという人もいると思います。でもアボカドには、残業で疲れた肌には嬉しいビタミンCがたっぷり含まれているので、実は夜に食べるのをオススメしたい食材なんです。しかも余計な調理は必要なく、こちらも肌に嬉しいヨーグルトを使ったソースをかけるだけと、とっても簡単に作れるので、忙しかった時ほど作って欲しい一品です。濃厚なアボカドにヨーグルトソースがかかって、思った以上に後味さっぱり。カロリーは191kcal。

3、包丁なしで作れる「鮭とふわふわ卵のスープ仕立て」(P.66)


 耐熱皿に鮭をのせ、電子レンジで1分半ほど加熱します。そして、鮭をほぐしたら、卵、和風だしの素、塩、水を混ぜた卵液を加え、再び電子レンジで4分半ほど加熱し、全体をよく混ぜれば完成です。

 最後は、忙しい時に助かる包丁いらず&レンチンレシピです。疲れて帰ってきた時は、包丁を使って材料を切ることさえ面倒に感じませんか? 出来るだけ洗い物は少なく、工程は少なく済ませたいですよね。そんな願いを叶えてくれるのがこのレシピです。でも、そんなに簡単に作れたとは思えないほど、鮭の塩気とふわふわ卵が上手く合わさって、贅沢でボリューム満点なスープになりました。夜温かいものを食べると、体も温まってぐっすり眠れるので、より疲れた日にどうぞ。カロリーは244kcal。

 

遅くまで頑張った日こそしっかり食べて、翌朝へのエネルギーチャージを
夜遅くまで頑張った時は、疲れてもう何も食べずに寝てしまうこともあるかもしれませんが、そうなるとやっぱりお腹は空くし、気分転換にはならないし、翌朝もなんだか疲れがたまったままになってしまいます。頑張った日こそ美味しいご飯をしっかり食べて幸せを感じ、翌朝に向けてエネルギーを補給しましょう!その方が、きっと次の日の仕事もうまくいきますよ。

文=JUNKO