テレ東スペシャルドラマに称賛の声続々! 「模倣犯」に続き、湊かなえ原作ドラマ「望郷」も大反響

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更新日:2016/10/24

 2016年9月28日(水)にテレビ東京系で放送された、湊かなえサスペンスドラマ「望郷」が「島の美しさと独特の人間関係。素晴らしいの一言!」と大絶賛を受けている。

 同作では、湊かなえの描いた傑作ミステリー短編集『望郷』から、日本推理作家協会受賞作「海の星」、そして「みかんの花」、「雲の糸」の3編をそれぞれ異なる脚本家によってオムニバスドラマ化。『望郷』は、湊かなえの故郷であり、現在は尾道市に編入したことで無くなってしまった「一島一市」の島・因島をモデルとした白網島を舞台とした、切なくも愛おしい人間模様と衝撃の真実の物語だ。

 湊自身は「小説家として自分だから書ける物語は何だろう、と悩んだとき、それは『島』ではないかと思いました。瀬戸内海の小さな島で暮らす人たちが抱える問題は、そのまま、世界に目を向けた多くの人たちに通じるものがあるのではないか。そんな思いを込めて書いたのが、『望郷』です」と想いを語っている。

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 同作も、実際に瀬戸内海の島で撮影され、「湊かなえらしい人間の重さと切なさと、島の美しい景色のコントラストが素晴らしい」「小説内の情景がドラマでも小説に書かれている通りの世界で感動した」「素晴らしい景色の中での閉鎖空間的独特の胸糞悪さ…心に奥にズンとくる」と多くの人の心を打った。

 3編の中でも特に人々の反響が大きかったのが、3編目に放送された「雲の糸」。「濱田岳くんの演技に思わず引き込まれしまった」「いじめられていた子供時代とミュージシャンとなって有名になって帰ってきたときのギャップに翻弄される姿が本当に切ない」「大切な真実は最後に…涙なしには見れなかった」と、濱田の演技に涙をこぼす人が続出。

 主題歌を担当した山崎まさよしも「雲の糸」に登場し、主題歌「光源」を「空の果て」とタイトルを変え、濱田とともに歌唱するシーンも。

 9月21日(水)、22日(木)に放送された「模倣犯」も大きな反響を得たテレビ東京系のスペシャルドラマ。いったい、次はどんな人間ドラマを私たちに見せてくれるのか。期待しながら楽しみにしていたい。

■ドラマ「望郷」
原作:湊かなえ
主演:広末涼子、伊藤淳史、濱田岳
⇒ドラマ「望郷」公式サイト