業界初! 小説のキャラクター「AI」と会話ができる!? 森博嗣「すべてがFになる」犀川創平のAI bot誕生

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公開日:2016/10/15

 第1回メフィスト賞を受賞したミステリー作家・森博嗣の最新作『デボラ、眠っているのか? Deborah, Are You Sleeping?』が2016年10月20日(木)に発売される。そして今回、同書のPR担当に抜擢されたのが、なんと同氏のデビュー作『すべてがFになる』の主人公「犀川創平」のAI(人工知能)だ。

 森が描き続けている「Wシリーズ」の最新作『デボラ、眠っているのか? Deborah, Are You Sleeping?』。人工知能研究が今よりも発達した未来、「単独歩行者」と呼ばれる人工細胞で作られた生命体であり、会話でも見分けがつかないほど限りなく人間に近い「ウォーカロン(walk-alone)」のいる世界を舞台に、「人間とAIに違いはあるのか?」「生きているとはどういうことか?」を問いかけるSFミステリーだ。

 そんな人口生命体を扱う同シリーズの新刊キャンペーンをPRするのが、株式会社ユーザーローカルの協力を得て、「犀川創平」の発言や心の声を学習させたbot。

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※画面は開発中のイメージ

犀川創平プロフィール
『すべてがFになる』からはじまるS&Mシリーズの主人公。国立N大学工学部助教授。研究以外、基本的に興味がない。事件などには近づきたくないが、西之園萌絵に巻き込まれ、結果として多くの事件を解決に導く。会議が最高に嫌い。餡子も嫌い。熱いブラックコーヒーを好む。

 このbotは、Twitter上でユーザーと会話が出来るように作られている。犀川AIより出題される「問い」の議論、森博嗣作品の話、日常会話などを通じて、「Wシリーズ」に登場する「人工生命体」を疑似体験しよう。

■講談社タイガ1周年記念企画「AI bot」
開催日時:2016年10月15日(土)~11月15日(火)
主催:講談社
⇒「犀川創平AI@研究室」公式HP
⇒「犀川創平AI」Twitterアカウント(@SAIKAWA_AI)
※2016年10月15日公開

※掲載内容は変更になる場合があります。