フランスで大流行「タルト・ソレイユ」が日本初上陸! 冷凍パイシートで簡単に作れて、1本1本つまんで食べれる!【動画あり】
公開日:2016/10/16
フランスでブームとなった新しいパイ「タルト・ソレイユ」がついに日本に上陸しました! 2枚の冷凍パイシートの間に薄切りにしたりんごやジャム、チョコスプレッド、ヌテラなど好みのフィリング(具材)を挟み込み、放射状に切り込みを入れて、ひものようになった生地をひねって焼くだけ。作業時間はほんの10分と簡単なのがポイントです。
見た目はおしゃれでインパクトがあって、1本1本つまんで食べれる実用性から、大人数が集まるホームパーティや子どもたちのおやつとしても重宝しそうです。
InstagramやFacebookなどのSNSにアップすれば、いいね!がたくさんつくこと間違いなし!
そんな嬉しいメニューが1冊になった『タルト・ソレイユとタルト・フルール』(柳瀬久美子/主婦と生活社)が10月14日に発売されました。そもそも「タルト・ソレイユ」は「太陽のパイ」の意味。名前の通り食卓を華やかに彩ってくれて、食べる人達も喜ぶ、おいしいパイ。今回は料理家の柳瀬さんに「タルト・ソレイユ」についてのエピソードと作る際のポイントを伺いました。
――タルト・ソレイユの存在を知ったのはいつのことでしたか?
「タルト・ソレイユもタルト・フルールもパリの本屋さんで見かけたのが最初でした。その後、インスタなどSNSで、一般のフランスの方たちが写真をたくさんアップしているのを見て、『楽しそうだなぁ』と思っていました」
――実際に作ってみていかがでしたか?
「とても簡単で、それでいてキレイに作れるので驚きました! 市販のパイシートで市販のペーストやコンフィチュールを挟むだけなら本当に気軽に作れます。お菓子作りの経験がなくてもまったく問題ありません」
――レシピで工夫した点は?
「その気軽さと楽しさをお伝えしたい!と言うのはもちろんですが、それだけではやっぱりちょっとつまらないので、『こんな組み合わせがおいしいんじゃない?』と提案できたらと思って、メニューを考えました。例えば、スモークサーモンとプルーンや、ハーブティーに使う乾燥レモンバーベナとオレンジの皮などの組み合わせ。どちらも市販品ですが、合わせることによって目新しいおつまみやおやつが生まれます。ほかにも挟むとおいしいフムスやディップ、クリームなどのレシピをご紹介しています」
――生地はほんとに冷凍パイシートでいいんですか?
「もちろん“すべて手作りしたい派”の方のためにパイ生地のレシピもご紹介していますが、パイ生地などの扱いに慣れてない方たちにも、タルト・ソレイユやタルト・フルールをきっかけに、お菓子作りの楽しさに目覚めてもらえたらうれしいです。最初の成功体験ってとても大事だと思うので」
――アレンジもいろいろできそうですね。
「慣れてきたら切り込みの数を増やしたり、ひねる回数を増やすなど、より細かい作業に挑戦してみるのも良いですね!」
「タルト・ソレイユ」と同様にフランスで流行っていたのが、見た目もかわいい、ばらを模した小さなパイ「タルト・フルール」。こちらも冷凍パイシートで手軽に作れます。
柳瀬先生いわく、「タルト・ソレイユ」は簡単でおいしいだけでなく、何よりも作る楽しさを味わえる! とのこと。これからのパーティーシーズンに大活躍しそうな「タルト・ソレイユ」をぜひトライしてみてください!
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