2016年10月19日に放送された『ナカイの窓』（日本テレビ系）に、板垣恵介や福本伸行ら人気漫画家が登場。トークも充実の内容だったが、やはりそれぞれの描く絵に注目が集まっていたようだ。

　同番組に登場したのは、『刃牙』シリーズで知られる板垣、『カイジ』シリーズが大人気の福本、『アイアムアヒーロー』の花沢健吾、『脳内ポイズンベリー』『失恋ショコラティエ』の水城せとな、そして『ろくでなしBLUES』『ROOKIES』で知られる森田まさのりの豪華すぎる5名。

　それぞれが漫画家になった経緯やお金事情についてのトークでも盛り上がったが、何よりファンが興奮したのはやはり絵を描くシーンだ。

　番組中盤、中居が「みんなにおっぱい描いてもらいたい」と求めると、各漫画家は真剣にペンを握って紙に向かう。まずは森田がドアップのおっぱいを披露すると、各漫画家もそれぞれ気合いの入った絵を公開。しかし視聴者の注目はなんといってもトリに控える福本に集まる。

　番組冒頭でも「こういう人は目指しちゃいけないだろうっていうくらいヘタでした」と語った福本は、自身の作品も個性的な絵柄で知られている。そんな福本が披露したのは、『カイジ』シリーズでよく目にする「鋭い輪郭」の女性が何故かスポーツブラを着用している絵。これには「福本まじ神やんww」「ただのカイジじゃねえかww」と視聴者も衝撃を受ける。

　さらに、それぞれの画風で中居の似顔絵を描くコーナーでは、中居が「表紙にしてほしい」というほどの迫力の絵を板垣が披露したりとそれぞれが画力を見せつける。福本も麻雀の「發」を卓上に置く完全に福本テイストな中居の似顔絵を披露。ちなみに「發ってカッコいいじゃないですか」ということで發を選んだそうだ。

　そして番組終盤、それぞれのキャラを交換して描くコーナーでも、福本は『刃牙』シリーズの主人公・範馬刃牙の絵を披露する。この絵にもファンたちは「福本感強すぎww」「刃牙…いやカイジじゃん」と声をあげる。

　過去にもイベントなどで『サザエさん』を描いたり、『クレヨンしんちゃん』25周年の展覧会にもしんのすけを描いた色紙を贈ったりと他作家のキャラを描くことが多く、その度に「クセが強すぎる」と話題になってきた福本。毎回見せてくれる福本独自の世界観に、今回もファンは大満足だったようだ。