あなたの「筋肉」枯れてない? 将来、寝たきりにならないための筋力UP術
公開日:2016/11/6
「健康寿命をのばす」ことをテーマに2016年7月に刊行された『おとなの健康』が2016年11月2日(水)から季刊化された。
Vol.1では、おとな世代が特に気になる「筋肉枯れ」に注目。健康不安をまるごと解消する筋力UP術を消化している。まずは「筋肉枯れ」してないかセルフチェックしてみよう。
□重い荷物を持つのがつらい
□片足立ちで靴下が履けない
□猫背になってきた
□つまづきやすくなった
一つでも項目に当てはまった人は黄信号! すでに「筋肉枯れ」が始まっている可能性がある。同書では、他にも5つのセルフチェック項目を掲載しているので、自分の筋力に衰えを感じている人も、まだ大丈夫だと思っている人も一度チェックしてみよう。
筋肉は、年を重ねるごとに少しずつ減っていくもの。何もしなければ、「筋肉枯れ」が進行して腰やひざに痛みが生じたり、骨折や転倒を招くなど、将来、寝たきりになるリスクが高まってしまう。
筋肉は体を動かすだけではなく、関節を支える、基礎代謝を維持する、血液を送り出すなど多くの役割がある。筋力UPすれば加齢にともなう健康面の悩みや不調は予防・改善できるので、手遅れになる前に筋力UPを心がけよう。
さらに、筋力がアップすると、歩行が楽になり、活動範囲もぐんと広がる。そうなれば、人と会って話したり見聞を広める機会が増えて脳が活性化し、認知症を防ぐことにもつながる。
他にも、何歳から始めても効果が出る運動、食事、日常生活の姿勢・動作といった様々なアプローチから健康寿命をのばす生活を提案するほか、腰痛に悩む人に多い脊柱管狭窄症、今や女性の11人に1人がかかると言われている乳がん、年をとって性格が変わった人に疑われる遅発性統合失調症など、最近気になる健康ワードも掘り下げている。
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