アニメ「NARUTO-ナルト-疾風伝」新EDが話題に「漫画が動いてるとしか思えない」

マンガ

公開日:2016/11/11

 TVアニメ「NARUTO-ナルト-疾風伝」(テレビ東京系)の新エンディング映像が公開され、「なんだこれ! 漫画が動いてる!?」「この作画やばいな」と話題になっている。

 公式サイトでも2016年10月20日(木)から期間限定で公開されている同エンディングは、女性アイドルグループ「あゆみくりかまき」の「旅立ちの唄」という楽曲を使用したもの。その映像は、なぜかナルトがピッチャー、サスケがバッターとして野球をするシーンから始まる。

 始めは白黒で始まる映像だが、視点がピッチャーマウンドの周りを動き、ナルトのアップが映されると徐々に色が入り始める。観客席ではサクラやヒナタが応援しており、スコアボードからは「うずまき」チームと「うちは」チームが対戦していることが分かる。

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 その後、ナルトが自来也と野球の修行をするシーンが回想で描かれ、再び試合のシーンに戻るという展開。その内容にも「なぜ野球ww」「よくわからんけどアツい…」と話題が沸騰していたが、ファンの注目は作画に集まる。

 冒頭の白黒映像や、全体的に淡い色づかい、そして細い線がまるで漫画のようで、「これ原作絵みたいじゃん」「原作リスペクトが感じられていい!」と原作ファンからも高評価。「服とかの影が線で描かれてるのが漫画っぽくていい」「色にムラがあるのがペンで描いたみたい」と、これまでのオープニング、エンディングと比べてもかなり異色の作画にファンも驚きつつも感心しているよう。

 ちなみに『NARUTO-ナルト-』の作者・岸本斉史は、2010年に『週刊少年ジャンプ』に『ベンチ』という中学野球部を描いた読み切り漫画を掲載したこともあり、「まさかこのED、岸本の野球漫画意識してる?」「『ベンチ』意識だとしたらリスペクトが半端なさすぎる」と、ファンはさらなる深読みも始めているようだ。

■アニメ「NARUTO-ナルト-疾風伝」
原作:岸本斉史
プロデューサー:土方真(テレビ東京)・朴谷直治(ぴえろ)
監督:伊達勇登
制作:テレビ東京・studioぴえろ
放送:テレビ東京ほか/毎週木曜日 19:25~
⇒「NARUTO-ナルト-疾風伝」公式サイト