いつかは訪れたい! 優美な外観・内観が魅力的な世界各地の教会

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公開日:2016/11/23

 いつかは訪れたい、優美な外観・内観が魅力的な世界各地の教会を紹介する『世界の美しい教会』が、2016年11月22日(火)に発売された。

 素朴な佇まいの教会をはじめ、大自然の景色と融合したもの、神聖なる雰囲気がただようもの、現代建築物としても心ひかれるものなど、世界各地の外観・内観ともに必見の教会が1冊に。建立年、建築家名、各教会の説明付きで、様々な建築様式の魅力にも迫っている。

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    聖母被昇天教会

スロベニア/ブレッド:ユリスケアルプス山麓にあるブレッド湖上の小島にあるバロック様式の教会。現存の建物は17世紀建造のものだが、15世紀のフレスコ画が残っている。ここで結婚式を挙げる新郎は、新婦を担いで鐘楼の階段を上るのが習わしになっている。

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    チャペル・オブ・ザ・ホーリー・クロス

アメリカ/セドナ:地上60mの高さの赤い岩塊の上に立つカトリック教会。地元の牧場主で彫刻家でもあったマルグリット・ストードが、エンパイアステートビルに触発されて計画した。ホーリー・クロスの名の通り、十字架が最大の意匠となっている。

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    リオラ教区教会

イタリア/リオラ・ディ・ヴェガート:フィンランドの建築家アアルトによる、敷地全体の第一案は1966年。教会堂など主要施設は1978年に完成したが、鐘楼や広場などは1990年代になって実現した。6つの白い非対称のヴォールトはプレキャストコンクリートによる。

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    聖ベネディクト教会

スイス/スンヴィッツ:牧草地に囲まれた山の斜面に立つ滴型をした木造教会。雪崩のために崩壊した古い教会の代わりに建てられた。外壁には、この地方の伝統的な民家にみられる、魚の鱗のように木片を重ねる「こけら葺」の技法が使われている。

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    メスキータ(コルドバの聖マリア大聖堂)

スペイン/コルドバ:8世紀に建設開始、10世紀末に完成したモスクで、キリスト教徒のコルドバ奪回後、カトリック聖堂に転用された。縞模様の馬蹄型アーチはモスク時代のもの。17世紀初頭に、礼拝室の中央にゴシック様式のカテドラルが建造されている。

※掲載内容は変更になる場合があります。