遅い夜ご飯に「ひとり鍋」!包丁いらず&5分で作れる「マーボー豆腐鍋」で体の中からあったまろ♪【作ってみた】
更新日:2016/12/19

12月に入り、夜になるとめっきり寒くなりましたね。仕事で疲れたあとに、ひとり暮らしの家まで帰ると、余計に寒く感じたりしませんか? そんな時は“鍋” で温まるのが1番! 鍋というと、みんなでワイワイつつくイメージですが、実は一人暮らしにこそぴったりの料理だったんです。そんなひとり用の鍋料理レシピを集めた『らくちん! 大人のひとり鍋』(辰巳出版)が発売されました。
本書では、主菜、副菜、主食を一度に摂れ、栄養バランスもよく、しかも短時間でパパッと作れるひとり鍋料理が紹介されています。さらに、手間がかからない食材が選ばれていたり、より手軽に作るために食材の冷凍術が紹介されていたりと、ひとり暮らしの人にとってはありがたい内容が盛りだくさんです。そこで、今回はひとり鍋を作るのにぴったりのレコルト・ポットデュオフェットを使って、体の中から温まる2品を実際に作ってみました。
1、包丁なし&5分で作れる「マーボー豆腐鍋」(P.24)






1品目は、冷凍しておいた食材を使い、包丁を全く使わずに5分で作ることができる鍋料理レシピです。料理の大変なことの1つに、食材の下処理からやらなければいけないことがあると思います。ここでは時間がある週末などにまとめて下処理して冷凍しておいた豚ひき肉や小松菜を鍋に入れるだけなので、包丁もいらず、ものの5分もしないうちにアツアツ鍋が完成しました。豆板醤の刺激的な辛さと、とろみのあるスープが食べ終わった後でもぽかぽかしているくらい体を中から温めてくれます。また、この辛さがヤミツキになる味なので、ここにごはんやラーメンなんかを入れてつゆも残さず最後まで食べると、もうお腹いっぱいになりますよ。


2、食材を無駄なく使いきるヘルシーな「おろし鍋」(P.28)

だし汁、酒、しょうゆ、塩を鍋に入れてに火かけ、煮立ったら豚こま切れ肉を加えて8分ほど煮ます。最後に、水菜とたっぷりの大根おろしを加えてひと煮立ちさせたら完成です。
2品目は、お手頃価格で使い回し食材として便利な豚こま切れ肉を使った鍋料理レシピです。ひとり暮らしだと、食材を買っても全部使いきれずに余らせてしまうことが多々ありますよね。そんな時には、2、3回に分けて賢く使いきる鍋レシピを知っておくと便利ですよ。その1つとして、ここでは豚こま肉とともに水菜と大根おろしを煮た、あっさり味の和風鍋を作ってみました。豚肉さえ煮えれば、あとは水菜と大根おろしをさっと煮るだけで食べられるので、これも10分もかからずに作れました。しかも、野菜たっぷりでヘルシーなので、ダイエット中の人にもぴったり。たくさん食べても罪悪感ゼロな、特に女性にとっても嬉しいレシピです。
すぐに使えてテーブルでアツアツが味わえるオシャレなお鍋

鍋料理というと、ガスコンロで鍋を温めるか、カセットコンロを出してその上で鍋を温めるのが一般的ですが、ガスコンロだと食べる時には火からおろして時間が経つと冷めてきてしまうし、カセットコンロだとひとり鍋には大掛かりですよね。そんな時に使えるのが、今回使ったレコルトのポットデュオフェットです。このお鍋は、電気で調理するので、コンセントにさせばそのままテーブルの上に置いてすぐにそこで調理が可能。しかも、保温もできるのでいつでもアツアツの鍋が食べられます。

火加減はダイヤル1つで3段階調整できるので、調理に合わせて選べますよ。そして、何よりも見た目がオシャレなのが嬉しいポイント。マットな質感のホーローっぽい鍋なので、そのままキッチンに置いておいても大丈夫。大きすぎず、1~2人分を作るのにちょうど良い大きさなので、これなら毎日違う鍋料理を作って楽しめますよ。ちなみに、今回は鍋料理を作りましたが、他にも付属のパーツを変えれば、炊く・蒸す・揚げる・焼くという調理も可能なので、これ1台でいろいろな料理にも挑戦できます。
もう1人でも寒くない! ホカホカ温まって今日の疲れをしっかり取ろう
ひとり暮らしだと、どうしても疲れに負けて簡単なもので済ましがちな夜ご飯。ですが、それだけでは体も温まらず、疲れも取れにくくなってしまいます。そんな時は、鍋料理で体の中から温まれば、夜もぐっすり眠れて今日の疲れがしっかり取れますよ。毎日元気に働くためにも、今日の疲れはその日のうちにしっかりリセットしておきたいもの。寒くて疲れた時こそ“ひとり鍋”で十分な休息を。
文=JUNKO