すぐにカッとなる、いつもムカムカしてしまう人へ… 怒りの感情をプラスの力に変える9つの習慣

暮らし

公開日:2016/12/1

 すぐにカッとなる、いつもムカムカする…。つい「イライラ」「ムカムカ」してしまう感情をプラスの力に変えて、怒りに振り回されない、嫌われない、相手も傷つけない秘訣を紹介する『人生が変わるアンガーマネジメント入門 怒りを味方につける9つの習慣』が2016年11月17日(木)に発売された。

 職場で、家庭で、プライベートな付き合いで、穏やかなコミュニケーションを心がけていても、ちょっとした行き違いで「怒り」があふれてしまいがち。すぐに「言い過ぎてしまった」と後悔したり、「なぜ、もっとやさしくできなかったのだろう?」と反省したり、自己嫌悪に陥ることも多いのではないだろうか。

 怒りやストレスを持つことは、避けられないこと。ただ、それをコントロールできたほうがベター。ビジネスの現場では「感情的にならない」「イライラしない」など感情をコントロールすることが必須だ。また、欧米では「怒る」ことは必ずしも悪くはない、と考えており、リーダーには必須のスキル「アンガーマネジメント」が求められている。

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 怒りの種類や特徴は、人によってさまざま。アンガーマネジメントはそうした怒りに対する理解を深め、うまくつきあっていく心理学の手法だ。同書では、怒りを味方にして能力を最大限に伸ばすアンガーマネジメントの手法を、「カウントバック」「ストップシンキング」「グラウンディング」など「9つの習慣」として紹介。日常生活の中で怒りをコントロールしていく方法を解説している。

【習慣1】カウントバック:怒りのピークは6秒で終わる
【習慣2】呼吸リラクゼーション:幸せのホルモン分泌
【習慣3】ストップシンキング:思考停止テクニック
【習慣4】グラウンディング:意識集中テクニック
【習慣5】タイムアウト:仕切り直しテクニック
【習慣6】アンガーログ:イラッとメモ
【習慣7】スケールテクニック:怒りのものさし
【習慣8】ブレイクパターン:パターン壊し
【習慣9】ソリューション・フォーカス・アプローチ:解決志向

 怒りを知り、怒りをうまく味方にすれば、モチベーションやパフォーマンスのアップにつながる。イライラやムカムカに悩む人はアンガーマネジメントを試してみては?

瀬戸口仁(せとぐち・ひとし)
1960年生まれ。青山学院大学卒業後、サンケイスポーツ新聞社入社。高校野球(甲子園大会)から始まり、プロ野球、コミッショナー事務局、評論家担当、デスク業務を行なう。渡米し、フリーランスに。日本人初のメジャーリーガーになった野茂投手をはじめ、有名選手の取材やレポートなどを手掛ける。2007年、帰国し、執筆活動の他、大学や企業で講演活動も行なう。著書に『メジャーリーグおもしろ舞台裏』がある。日本ラグビーフットボール協会のアドバイザーも務める。日本アンガーマネジメント協会公認のアンガーマネジメント・ファシリテーター。

※掲載内容は変更になる場合があります。