「スッキリ!!」に出演した、11歳の哲学少年・中島芭旺くんの言葉が「深い」「いろいろ考えさせられる」と話題に

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更新日:2016/12/26

 小学5年生にして、2016年8月22日(月)に発売された自己啓発本『見てる、知ってる、考えてる』の作者・中島芭旺くん。そんな彼が2016年12月7日(水)に放送された「スッキリ!!」に出演したのだが、「言葉がいちいち深すぎるでしょ! 本当に小学生か?」と話題になっている。

 この日中島くんは「11歳の哲学者」と銘打たれて登場。さっそく「なぜ本を書こうと思ったのか?」と質問される。これに対する回答は「悩んでいた昔の自分にプレゼントする本を書きたいと思った」というものだった。この時点で「コメントがしっかりしすぎでしょ…」「昔の自分にあてた本とか小学生の発想じゃない!」と早くも視聴者の注目を集めた様子。

 この「悩んでいた昔の自分」とは、転校した先の学校でいじめにあってしまった小学3年生の時のこと。それ以来学校には通っていないという。さらに当時の事を同書の中で、「学校に行きたくなくても行っていた頃、僕は生きていたけど死んでいた。自分の声を無視し続けて僕は僕を殺していた」と綴っていたことが番組で明かされた。

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 しかしその後に「あの頃の僕に言いたい。自分を生き返らせるんだ。僕ならできる。未来の僕は生き返ってるぞ」と続き、「文章力もすごいけどこの前向きな姿勢もすごい! いろいろ考えさせられる」という視聴者の声が上がった。

 また、中島くんは現在自宅で学んでいるのだが、この方法について「自分が興味あることを自ら学びに行くこと」だと語り、この言葉にも「なんとなくで学校行ってたけど、人それぞれ違ったやり方があっても良いのかも…」と賛同する声が続出。

 この大反響を受け、2016年12月7日(水)の時点でamazonの人気度ランキング5位に、売れ筋ランキングでは3位に。どれほど深い言葉なのか、気になった人はぜひチェックしてみてはいかがだろうか?