飲み会続きでも「年末太り」しない、最強のメソッドとは?【ビール好きに朗報!】

暮らし

更新日:2016/12/21

 忘年会が続くこの時期。食べる量も飲む量も増えて、そろそろカロリーが気になる…なんていう人も多いのではないだろうか。そんな人に嬉しい、“ビールを飲んでも健康になる”素敵な情報がつまった書籍5冊をご紹介。“ビールは太る”と信じていた人も、この本を読めば考えが丸っと変わるかも?


ビール大好きさんもぽっこりお腹とおさらば! 飲んでもお腹が凹む方法とは?

 あなたの周りに「ビールをいくら飲んでも太らない」、そんな人はいないだろうか。その原因はたった1つ。食べ方にあったのだ。本書『ビールを飲んでも飲んでも腹が凹む法』(小林一行/三笠書房)では健康診断の数値を改善し、仕事の成果まで良好になってしまう画期的なビールの飲み方を紹介している。

 今の生活リズムはほとんど変えずに実践できるので、ストレスになるようなことは何もない。例えば「シメのラーメン」を食べたいと思ったら、やせる食べ方&食べる順番さえ守っていれば、なんの問題もなく食べてOK。脂肪になりやすい深夜メシもやめることなく、みるみる痩せることができてしまう。

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 また、お酒で食欲が暴走しがちな人の、食欲を抑える“スーパー秘策”なども掲載されている。著者の小林一行もこの方法で、毎晩ビールを飲んでいるのに、2年で25キロの減量に成功したそうだ。ダイエットなんてもう遅い… と考えている40歳以上の人も諦めずに挑戦してみてはいかが?

なぜあの人は同じものを飲み食いしても太らない? その謎が明らかに!

 家族や友人など、ともに食事をする機会も多いだろうが、一緒のメニューを食べていてもなぜか太らない人がいる。その反対に、そんなに食べていないのに太るという人も。その違いは、「エコカラダ」であるかどうかだった。

 エコカラダとは、脂肪が燃えにくい体のことをさす。脂質代謝が低くなっており、その分脂質が燃えず、糖質ばかりが優先的に使われているのだ。それによって、脂肪は燃えないのにお腹は空きやすく、しかも疲れやすいという悪循環に陥ってしまう。本書『なぜ、あの人は焼き肉やビールを飲み食いしても太らないのか?』(饗庭秀直/フォレスト出版)は、そんなエコカラダ体質を変える、1日5分のエクササイズと歩き方を紹介。「コンビニ袋キックエクササイズ」や10歩歩くだけの饗庭式メソッドで、溜まっている脂肪を完全燃焼しよう。

ビールで病気知らずの体を作る! 仕事終わりの一杯がより美味しくなる驚きの健康法

 お酒で健康体に…となると、抗酸化作用のあるポリフェノールがたっぷり含まれた赤ワインを思い浮かべる人も多いはず。しかし、実はビールも赤ワインに負けず劣らず、健康に良い成分が含まれており、科学的にもその効果は検証されているのだ。

 キリンホールディングスと東北大学の研究によると、ビールは赤ワインよりも抗酸化活性の上昇回数が多く、ホップに含まれる「イソフムロン」というポリフェノールの体内での吸収性においては赤ワインに勝るという。さらに、ビールを摂取することによって、認知症、動脈硬化、骨粗しょう症というような「体の酸化」が原因で引き起こす病気を防ぐことができるそう。

 本書『「病気知らず」の体をつくるビール健康法』(大川章裕/幻冬舎)では、その効能とともにビールと相乗効果が得られるおつまみや、健康効果を最大に引き出すビールの種類も掲載。よりビールを美味しく、そして健康に飲むことができるはずだ。

ビールホップはただ苦いだけじゃない! ビールホップの様々な可能性に必見!

 さらにビールの抗酸化作用について知りたいならこの1冊がおススメ。ビールの苦みが苦手な人も多いかもしれないが、苦みを引き出すホップには健康成分が多く含まれている。本書『ビールは、本当は体にいいんです!』(戸部廣康/KADOKAWA)は、20年以上ビールの研究を続けてきた著者による、「ビールホップ」の可能性がぎっしりと詰まった一冊。

 ホップには「イソフムロン」という成分が入っており、生活習慣病はもちろん、実は抗肥満作用にも効果的だそうだ。ホップが多く含まれているのは、ラガービールやエールビールといった種類。知らず知らず飲んでいた人も、敬遠していた人も1日1杯、健康のためにビールを飲んでみるのいいかもしれない。

「女子栄養大学」と「タニタ」で研究した著者がおススメする“上手なビールの飲み方”

 「ビールを飲み過ぎて“ビール腹”になった!」なんていうのは、実はただの言い訳に過ぎない。おつまみの選び方と食べ方で、メタボもすっきり解消できてしまうのだ。飲みながらでも、必ず成功するダイエットの方法を管理栄養士の著者があらゆる角度から解説している。

 また、本書『やせたい人は、今夜もビールを飲みなさい』(安中千絵/PHP研究所)で注目すべきは美味しくて健康にもいい「太らないおつまみレシピ」。仕事終わりで疲れて帰ってきたパートナーのために、もしくは自分への一日のご褒美に。ちゃちゃっと簡単に作れる35品が掲載されている。やせるおつまみの食べ方とセットで試せば、効能も倍増すること間違いなし。

 これほどまでにビールに効能があったとは、驚きの事実だったに違いない。これで心おきなくビールを飲めるが、もちろん飲み過ぎは健康を害してしまう。ほどほどに、けれども思う存分ビールを堪能して、健康体に近づけよう。