【ダ・ヴィンチ2017年2月号】Cover Modelは、吉高由里子さん!
更新日:2017/1/7
Cover Model 吉高由里子
吉高由里子さんがお薦め本として表紙で持ったのは、
主演ドラマ『東京タラレバ娘』の原作者・東村アキコさんの
美容ルポマンガ『即席ビジンのつくりかた』。
東村さんとの対談前にお話をうかがうと、
女性の体への興味、実は(?)得意だという運動について、
話が広がっていきました。
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年上の女性の肌とか体に興味があります(笑)。ツルツルのお肌が印象的な吉高さん。
だが、肌の手入れに関しては
「メイクを落として寝る」こと以外何もしていない、
という驚きの答えが!
7年前に『ダ・ヴィンチ』に登場した時は、
「何フェチ」かを訊かれて「肌かな」と答えていたが……。「アハハ。そうですね、興味ありますね。
とくに年上の女性の肌とか体に興味があります(笑)。
幼稚園の頃から女の先生にめっちゃ触ってましたね。
最近は、女友だちのことを触っていたらクレームがきたので(笑)、
触らないようになりました。今は口フェチなんですよ。
口って、唯一表に出ている“内臓”じゃないですか。
“骨”もあるし、生々しいパーツですよね。
だから小学校の時は自分の口を人に見られるのが嫌で、
ずっとこうやって(口を手で隠して)しゃべってました(笑)。
その人のクセが出やすいんじゃないかなと思うんです。
今は、人の口を見て、
『この人はどういう性格なのかな』とか
『こういうものが好きそうだな』とか想像しています(笑)」『即席ビジン』巻末の座談会で、
東村さんがランニングをはじめたことを知り、
「今も続いてるかどうか、聞いてみたいです!」と興味津々の様子。
(東村さんの答えは、本誌の対談で!)
吉高さん自身は、運動が得意なのだという。「走るのが速くて、小学校の時はずっと学年で1位だったんですよ。
でも中学2年生の時に、敵が現れて(笑)。
ひとり、足の速い女子がいたんです。
それで学年2位という屈辱を味わうという……
走るのにはプライドがあったのかもしれないです(笑)。
高校は1年間だけ公立高校に行ったんですが、
体育の時に全力で走っていたら
『まじめに走ってるの私だけだ!』と気づいて。
みんなもう『かったりぃー』みたいな感じなんですよね。
あれ、私だけ温度が違う……と(笑)。
それでも、今も運動は好き。
海に行って泳いだりするのも好きです。
ただ、誘われれば、ですけど(笑)」失礼ながら、“スポーツマン”のイメージはあまりないので、
運動が得意というのは少々意外な気がするが……。「よく『ぐにゃぐにゃ動くよね』って言われます。
『全身の首がすわってない』って(笑)。
確かに、首とか手首とか、足首もふにゃふにゃなので、
いつも揺れてるんですよ、
私。“吉高ゆら子”に改名しようかなあ(笑)。
もっとしなやかに、こう、シュッとしたいですよね。
ただ、きっかけがないと運動もしないからなあ……
お仕事でアクションがある役をいただいたら、
運動する機会になるかなと思います(笑)」
■そんな吉高由里子さんの選んだ一冊は……東村アキコ 講談社ワイドKC 806円(税別)
ほうれい線、お腹の肉、むくんだ脚、人面ヒザ、古いメイク……東村さんが気になっている部分を「他人の力で」「即席で」きれいになれるエステやクリニックを体験レポート。マンガと写真で驚きの効果を臨場感と笑いたっぷりに描く。美容雑誌『VOCE』連載の単行本化。
「何より驚いたのは東村さん。最初の「ほうれい線」の回から衝撃的で(笑)。顔もお腹も足も、リアルに東村さんの写真を載せちゃうの!?と。作家の襟足なんて見たことないし、作家が顔にハリをたくさん刺されているのも見る機会、ないですよね。絵がうまくて、話がおもしろいマンガを描いている時点で、もう食い扶持には困っていないはずなのに、こんなに体を張るなんて、東村さんはすごい! “あわよくば”的なことで始まったはずが、どえらいことになったなあと(笑)」(吉高由里子 談)
取材・文=門倉紫麻