当たりすぎて怖いと大反響! ゲッターズ飯田も推薦する、1400万人のデータに基づく統計×心理学「ディグラム性格分析」とは?
更新日:2018/12/7
新しい年、何か新しいことを始めるならば、まず自分自身を知ることから始めるべきだろう。だが、それがなかなか難しいのだ。自分が考える自分と他人から見た自分が異なる場合も少なくはない。そんな時、ぜひとも読んでほしいのは『1400万人の新ディグラム性格診断』(木原誠太郎、ディグラム・ラボ/ポプラ社)だ。手軽に自分でも気づかなかった本当の自分の姿を知ることができる驚きの1冊だ。
「ディグラム性格診断」とは、人間の持つ性格要素を「CP(父のような厳しさ)」「NP(母のような優しさ)」「A(大人のもつ合理性)」「FC(子どものような元気さ)」「AC(子どものような従順さ)」の5つに分類した心理学テスト「エゴグラム」と、統計学を組み合わせた性格分析だ。普通の占いと「ディグラム」が大きく異なる点は、「同じ選択肢を選んだ人のなかで、10人中8人がこういう行動を取っている」という統計学上のデータに基づき、それぞれの性格の傾向を数値化しているという点にある。
自分自身を知るための方法は、20の質問に答えるだけ。「他人のミスがいつまでも気になる」「人の心配事にすぐ同情してしまう」「数字やデータの根拠にもとづいて話をする」「人といる時も陽気にふるまう方だ」「他人が自分のことをどう思っているか、気になる」など5指標にもとづいた質問に回答し、簡単なグラフを書くとそのパターンから自分自身の性格があぶり出されるのだ。
たとえば、私は、U型II、「ノリがいいけど、ミステリアス。脈絡なしに、いきなり切れ出す永遠の小学生」という結果になった。基本的な性格は、「笑ったと思ったら怒り出す!24時間感情が暴走気味」らしく、まったく自覚はないが、家族にみせると、あまりにも的確だと笑われてしまった。その他、対人関係での「親しい相手には、いじられ役として愛される」、恋愛での「相手の気持ちを妄想して、一人悶々」としているという記述は納得。言い当てられ過ぎていて恐ろしく感じるほどだ。また、統計学上のデータが載せられているのも面白い。私のU型IIは、「ストレスが溜まりやすい」と答えた人が84%で平均よりも18%も高いらしいし、「健康には満足していない」と答えた人も42%で、全体平均の28%を大きく上回っているらしい。どちらも身に覚えがあるから、身体には十分に気をつけねばと思わされる。
「永遠の小学生」という思いがけない自分の姿とちょっぴり辛口な診断に少しショックを受けたが、木原氏によれば、占いや心理テストと違って、ディグラム分析は、「自分の心持ち次第で性格はいくらでも変えられる」という点にあるという。いいことがあったときは気持ちが明るくなるように、悲しいときは気分が沈んでしまうように、性格とは非常に流動的なもの。だからこそ、自分の努力があれば、変えることができる。
「ディグラム性格診断」で、自分自身を知ることは、理想の自分に近づくための第一歩。気づかなかった本当の自分自身を知ることができるこの本は、友人や家族、恋人とともにぜひとも読んでほしい1冊だ。
文=アサトーミナミ
●「木原誠太郎のディグラム診断」公式サイト(http://digram-shindan.com/)