残された時間があと1年なら、あなたは何を望む?

暮らし

公開日:2017/1/31

    img01
    『2800人を看取った医師が教える人生の意味が見つかるノート』(小澤竹俊/アスコム)

 人生を幸せに生きる方法を提案する書籍『2800人を看取った医師が教える人生の意味が見つかるノート』が、2017年1月20日(金)に発売された。

 同書には20年以上、人生の最終段階の医療に携わり、2,800人以上を看取ってきた名ホスピス医が患者から学んだ「人生の意味が見つかる質問」を掲載。カンタンな質問に答えるだけで本当に大切なことがわかり、人生を幸せに生きる方法が導き出されると好評。

 誰のどのような人生にも必ず意味はある。そして、あなただけの「生きる意味」を探すことで、明日からの日々を幸せに生きられるようになるだろう。人生の中で、どんな苦しみがあったとしても死の絶望の前だったとしても、「人生の意味を探すこと」で人はその苦しみを和らげられるのだ。

advertisement

 同書に収められた質問に対する答えは、長く書く必要はない。短い言葉で構わないので、心に浮かんだ思いを素直に書き出すこと。すべての質問に答え終えたら、回答内容や気づいたことなどを、自分自身や、大切な家族、友人などへの手紙という形にまとめてみよう。今を生きる上での悩みや苦しむあなたの支えになるはずだ。

第1章
人生の意味を探すことで、人は強く優しくなれる
・この世を去ったあとも、あなたの思いは残り続ける
・どんな過ちも「これでよい」と許せる日が来る

第2章
平凡な人生はなく、価値のない人もいない
・残された時間があと一年なら、あなたは何を望むのか
・たとえ報われなくても、努力をしたという事実は残る
・人生の終わりを考えたとき、「どう生きるか」が見えてくる

第3章
死を前にしても、笑顔で過ごすために
・人は悩み、苦しむほど成熟していく
・大切な人を失っても、思い出があなたを支え続ける

第4章
今日一日を大切に過ごすことで、人生は変わっていく
・本当に大切なものは、あなたのすぐそばにある
・「遠慮しすぎ」も「我慢のしすぎ」も、もうやめる
・未来に思いをはせる自由は、すべての人に与えられている

小澤竹俊
1963年東京生まれ。87年東京慈恵会医科大学医学部医学科卒業。91年山形大学大学院医学研究科医学専攻博士課程修了。救命救急センター、農村医療に従事した後、94年より横浜甦生病院ホスピス病棟に務め、病棟長となる。2006年めぐみ在宅クリニックを開院。これまでに2,800人以上の患者さんを看取ってきた。医療者や介護士の人材育成のために、2015年に一般社団法人エンドオブライフ・ケア協会を設立。一人でも多くの人が、生きてきてよかったと思える最期を迎えられるよう、力を尽くしている。著書『今日が人生最後の日だと思って生きなさい』がベストセラーとなる。

※掲載内容は変更になる場合があります。