作るからには喜ばれたい!バレンタインに活躍する、簡単チョコスイーツのレシピ本5選【作ってみた】
更新日:2017/2/9
本命でも義理チョコでも友チョコでも、普段作り慣れていない人も手作りにチャレンジしたりするバレンタイン。でも、「レシピ本の内容が分からない」「作ってみたら難しくて挫折した」「レシピ通りに作ったのに失敗した」という話もよく聞く。そこで、普段料理をしない人でも気負わずに作れる、それでいてちゃんと見栄えのするお菓子のレシピ本を厳選し、5冊紹介する。
■『ブラウニーとガトーショコラ』(石橋かおり/文化出版局)
タイトル通り、ブラウニーとガトーショコラだけを集めたレシピ本。バレンタインチョコとして定番の2つだが、やっぱり人気も高い。だからこそ、他とは少し差をつけたい!という人にオススメ。板チョコを使って簡単に作れるので、初心者でも安心して挑戦できる。本書さえあれば、この2点のバリエーションは完璧!
■『大人のほろ酔いチョコレート 板チョコでつくるお酒によく合う』(高橋里枝/誠文堂新光社)
大人向けの、お酒入りのチョコを集めたレシピ本。こちらも板チョコを使用。お酒が入ることで深い味わいに仕上がるので、甘いものがあまり得意ではない人でも食べやすい。ふわっとお酒が香ると、難易度はそのままに“1ランク上のチョコレート”感が出るので、本命への料理上手アピールにも効果的!?
■『クリーム入りのマドレーヌ、ケーキみたいなフィナンシェ パリ発! 定番から最新アレンジまで』(菖本幸子/主婦と生活社)
マドレーヌとフィナンシェのレシピを集めた料理本。基本はもちろんだが、本書の魅力は、なんといってもクリームを入れたマドレーヌ! 美味しいけどよくある焼き菓子、といった印象のマドレーヌも、アレンジを加えることで特別感のあるお菓子に! フィナンシェは盛り付けありきなので持ち運びには向かないが、家で食べてもらうならきっと感動してもらえるはず!
■『簡単でおいしい! 「持ち歩きOK」のお菓子レシピ―いつでもどこでも楽しめる!』(西山朗子/主婦の友社)
多くの人がバレンタインに作るお菓子に求めるのが、「持ち運べるお菓子」であること。いくら可愛くても、美しくデコレーションされていても、持ち運べなかったり崩れやすかったりするものは敬遠してしまう。本書なら、持ち運びが考えられたお菓子のみが掲載されているので、載っているお菓子の中から選び放題!
■『ミニマフィン型で簡単かわいい 小さなお菓子BOOK』(信太康代/宝島社)
一口サイズの可愛いマフィンが一度に12個も焼けるミニマフィン型がついたレシピ本。金属製のしっかりとした作りなので、洗うのも楽。これで1580円(+税)はお得。レシピも、マフィンだけでなく、チーズケーキやガトーショコラ、プリンなど、レシピの種類も豊富。型がついていることで、この1冊と材料さえ買えば作れるのが嬉しい!
今回、この中から、最後に紹介した『ミニマフィン型で簡単かわいい 小さなお菓子BOOK』の型とレシピを使用して、実際にガトーショコラを作ってみた。
■【作ってみた】「ガトーショコラ」(P.17)
バター55gとチョコレート35g、卵1個、グラニュー糖50g、薄力粉15g、ココアパウダー4g、ベーキングパウダーひとつまみが、型1回分の分量。卵と砂糖、粉類を混ぜ、溶かしたバターとチョコを加えてさらに混ぜる。あとはバターを塗った型に流し込み、180度のオーブンで焼くだけ。
一度に12個焼けるのは、非常にありがたい。数が必要な友チョコにも大活躍しそうだ。
外はサクッと、中はしっとりと、小さくても味は本格的なガトーショコラに仕上がっていた。このサイズならその場で食べやすく、プレゼントした相手との会話も弾みそう。アラザンやオレンジピールをのせて焼くと、見た目も可愛くなり、よりバレンタイン用として使いやすい。
どのレシピ本も、初心者でも作りやすく、かといって安っぽくなりすぎない、美味しく食べてもらえるものばかり。また、バレンタインだけでなく年中使えるよう、お菓子のレシピ本としてクオリティの高いものだけを厳選して集めた。「バレンタイン何作ろう」「お菓子作り苦手なのに友達と交換することになった」「好きな人に手作りを渡したい」という人に、ぜひともオススメしたい。そして、素敵なバレンタインが過ごせますように……!
文=月乃雫