1年で-25kg! みるみるやせる「糖質オフべんとう」のススメ
更新日:2020/5/8
近年話題となっている「糖質オフダイエット」。最近ではコンビニなどでも糖質オフ食品をよく見かけるようになりました。とはいえいざ始めてみると、つまづきやすいのがランチの時間。たしかに外食のランチメニューだとごはんやめん類がメインのものが多く、コンビニにしても惣菜をそれぞれ買っていたら高くついてしまったりしまいますよね…。しかしおべんとうを作るのは忙しくてそんな時間がない…という人も多いでしょう。
そんな人にオススメなのが、『糖質オフのやせぐせ@べんとう222』(主婦の友社)。本書では、「忙しいし朝時間がない。だけど手づくりの体にやさしい、低糖質のおべんとうを食べたい」という人のために、簡単で続けやすいやせぐせべんとうおかずを紹介しています。作りおきできるものや残った食材で作れる小さいおかず、時間がない日の1品べんとうなど種類はさまざま。
◆そもそも糖質オフダイエットって?
その名の通り「糖質を制限」する糖質オフダイエット。糖質はごはんやパン、めんなどの主食やいも、かぼちゃなどの野菜に多く含まれます。糖質も重要なエネルギー源ですが、食べ過ぎるのもNG。糖質の多い食事を食べるとブドウ糖が血液内であふれかえり、血糖値が急激に上昇。そしてすい臓から分泌されるインスリンの影響から、余ったブドウ糖が脂肪として体内に蓄えられて太ってしまうのです…。OK食材、NG食材は以下の通り。
【OK食材】
肉全般、肉加工品、魚介類全般、豆・大豆加工品、卵、バター・良質な油、いもや根菜以外の野菜類、海藻、きのこ、チーズ、種実類、こんにゃく・しらたき、嗜好飲料(コーヒー・紅茶・焼酎・ウイスキー・ウォッカ・ジン・ラムなど)
【NG食材】
ごはん、めん類、パスタ、パン、シリアル、スナックや甘い菓子全般、小麦粉・小麦粉を含む加工品、ドライフルーツ、市販の野菜ジュース、フルーツジュース、人工甘味料の入った飲料
野菜やフルーツはダイエットに良いと思いがちですが、いもやかぼちゃ、トマト、にんじんなど種類によっては糖質が高いものもあるので注意。また、意外な落とし穴なのが調味料。焼き肉のタレやとんかつソース、ケチャップ、ドレッシング、カレールウ、めんつゆ、ポン酢などは糖質がたっぷり含まれているため、基本的には塩やこしょうなどシンプルなものが安心です。
◆1年で25kg減! 朝と夜はサラダ中心、昼は「糖質オフべんとう」で、やせた!
不規則な食生活やストレス、運動不足が重なり、学生時代から20kg以上も体重が増えた大村医師。糖尿病専門医で患者さんに生活習慣を指導する立場として、危機感を覚えダイエットすることに。本腰を入れて糖質オフダイエットを始めてみると、みるみるやせていき、気がつけば1年で25kgの減量に成功!
【ダイエット前】
95kgだった頃。顔も体もパンパン状態。
【ダイエット後】
1年で25kgやせて、健康的な70kg。現在もリバウンドなし。