dアニメストア配信記念! 歴代アニサマ絶対に見逃せないアクトトップ10

アニメ

公開日:2017/3/7

 毎年8月末に開催される世界屈指のアニメソングの祭典・Animelo Summer Live(以下、アニサマ)。2005年から始まり、スピンオフ的な公演も含めると20回近く開催されており、参加もしくはその模様を映像で見た読者も多いのでしょうはないでしょうか。

 そんなアニサマの動画が、dアニメストアで順次配信されています。これを勝手に記念し、今回はアニサマに10回以上参加している“ツワモノ”(中には全通しているという方もチラホラ)50人にアンケートを実施。印象的なアクトを1~10位まで選んでもらってポイント化し、「これだけは見ておけ!」という10アクトを選出してみました。まずは10~4位までコメントと一緒にどうぞ。

dアニメストア:「アニメロサマーライブ」配信ラインナップ
https://anime.dmkt-sp.jp/animestore/CP/CP00000702

advertisement

アニサマで生まれた伝説の数々

◆10位 2008.2 SKILL / JAM Project

「ドクターストップによる奥井さん不在を会場全員の歌声でカバー」「JAMを15年追っているけど、あんなにメンバーを支えようと燃えた日はなかった」

※アニサマを幾度となく盛り上げてきた『SKILL』ですが、歌唱回数の多さのためか票が分散し、この2008年が最高位となりました。

◆9位 2011.2 翼はPleasure Line / 栗林みな実、黒崎真音

「アニサマを通じて、奥井雅美→栗林みな実→黒崎真音と魂が引き継がれていく感じがたまらなかった」「川上とも子さんの亡くなった年にこの曲は泣けました……」

◆8位 2006 MASK / 奥井雅美、栗林みな実

「開幕からまさかの選曲!」「栗林さんたっての願いで実現したコラボ。ちなみにこの年、アニサマ含め3回はこのふたりでこの曲やっていた気がします」

◆7位 2008.1 Over The Future / 可憐Girl’s

「1曲だけ、しかもMCほとんど無しながら会場で一番盛り上げていた。やはり小学生の声は強い」「アニメ化もしたし、SU-METALにはBABYMETALとして凱旋してほしい」

◆6位 2008.2 天罰! エンジェルラビィ / UNDER17、MOSAIC.WAV

「アニソン愛溢れるMCからの『LOVE.EXE』、そしてアンセブ復活! この日の桃井は熱すぎた」「“あの”眼鏡まで出してくれて涙涙です」

◆5位 2010.2 You & Me / 田村ゆかり feat. motsu from m.o.v.e

「アニサマがきっかけで生まれたこの曲が、アニサマで歌われるという素晴らしさ」「キメッキメッのmotsuさんに思わず吹き出してしまうゆかりんが印象的だった」

◆4位 2015.1 READY!!~僕らは今のなかで / アイドルマスター×μ’s

「これを聴いた瞬間にこの日の成功は約束された」「何が起こっているのか、わけがわからないまま飛んでいた」

10位圏外も忘れられないステージ揃い!

 さすがにトップ10入りしただけあり、いずれも思い出すだけで涙腺が刺激されそうなものばかり。しかし惜しくもトップ10とはならなかったものの印象深いものが多く、たとえば11~15位は……

11位 あまりに輝かしかったStylipSのメドレー(2012年1日目)
12位 ハイテンションな小林ゆうさんと沢城みゆきさんが今でも語り草の『林檎もぎれビーム!』(2009年2日目)
13位 テーマ“刻-TOKI-”を最高のコラボレーションで表現したLia & fhána『時を刻む唄』(2016年2日目)
14位 今ではほぼレギュラーのミルキィホームズによるアニサマデビュー戦『雨上がりのミライ』(2010年2日目)
15位 前年の雪辱を果たした“あっぱれ!”なサイキックラバー『侍戦隊シンケンジャー』(2010年2日目)

 と、語りどころのあるアクトが揃っていました。

 なお変わり種の回答としては、1回だけ開催されたゲームソングのみのスピンオフ・SUPER GAMESONG LIVE 2012 -NEW GAME-の佐藤ひろ美『みずいろ』、2014年けやき広場で行なわれた「てーきゅうフェスティバブル!」におけるルーツ先生(『てーきゅう』原作者)。みなさん、思い入れ深過ぎですね……そんな人達が選んだトップ3は以下のとおりでした。

断トツのポイントを得て1位はあのシークレットゲストに

◆3位 2012.2 世界が終るまでは… / 織田哲郎&上杉昇

「イントロが流れた瞬間、両こぶしを突き上げた。12年間通って一番うれしくて興奮したサプライズだった」「上杉昇さんファンなので。ライブでも聴けなかった曲が披露されて泣きました」

◆2位 2014.2 M@STERPIECE / THE IDOLM@STER THREE STARS!!!

「三つ巴でのマスピ。泣いた(Pはすぐ泣く)」「Pではないが『アイドルマスター』の集大成を見た」

◆1位 2010.2 Shooting Star / KOTOKO

「次がラストアクトというタイミングで幕間のインストが長く続き、そして聞き慣れたイントロへと変化していったのが印象的でした」「当時、I’ve関連のライブ以外に出ないと思われていたKOTOKOが、アニソンを歌いにアニサマに来たという事実で周りの友人が号泣していた。俺も泣いた」

 アニサマの熱狂的なファンが選んだベストアクト1位はKOTOKOの『Shooting Star』となりました。今やアニサマの風物詩となったシークレットゲストの登場、しかも2000年代屈指の名アニソンのイントロが流れてきた瞬間は、確かに会場が騒然としましたよね。

 また、同アクトを始めとする2010年の人気の高さも特筆すべき点でしょう。ほかにも、こちらもシークレットゲストだった田村直美さん×米倉千尋さん、JAM Project×栗林みな実さん、Girls Dead Monster、スフィア、milktub、遠藤正明さんなどにも投票がありました。dアニメストアでは、ちょうど2月24日に、その2010年を含む3年分の動画が公開済み。今後、3月24日にさらに3年分の動画が、最後に4月28日に2015年の動画が配信されます。今回のランキングを参考に、お気に入りのアクトを探してみましょう。

 もちろんアニサマは2017年も8月末に開催されます。その概要は3月25日のAnimeJapan2017のステージイベントで発表される予定なので、こちらも見逃せませんね!

文=はるのおと