不安症、素直になれない、不器用で遠慮ばかり…「わたしはわたし」の心をつくる処方箋

暮らし

公開日:2017/5/4

 あなたらしい「感受性」を取り戻すための方法を紹介した『「感受性」を調整すれば もっと気楽に生きられる。』。

「幸せ」とはどういうことだろう。同じ経験をしても、それを喜べる人がいる。逆に、同じ経験なのに悲嘆にくれる人もいる。過去の経験を未来に活かせる人がいるのに、逆にいつまでもウジウジと悩み、過去のせいにする人もいる。どれだけ人生を成功させる心得を学んでも、結局はその人の「受け取り方」次第。それによって「幸不幸」は決まる。だからこそ、幸せそうに見える人が幸せとは限らないし、逆のケースもありえるだろう。すべては「感受性」次第なのだから。

 幸せの正体とは、嬉しいときに笑い、悲しいときに泣き、ワクワクするものを行い、描いた夢に向かうこと。だが、「幸せ」と「自分らしさ」の問題が難しいのは、その「受け取り方」が自分ではコントロールできないから。同書では、あなたの心を強くし、イキイキと蘇らせて、あなたがもともと持っていた価値基準、つまり、もっともあなたらしい「感受性」を取り戻すための方法を紹介している。

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「感受性」を変化させる潜在意識のクリーニング
 私たちの潜在意識は9割は使われず、隠された能力を秘めている。潜在意識は24時間、休むことなく心臓を動かし、肺に空気を送り、胃腸を動かし、体温を維持している。潜在意識はあなたの記憶の倉庫に特定の情報を蓄積したり呼び出したりして、心に感情をつくり上げるのだ。このように、潜在意識は心と身体をつかさどる大切な役割を担っている。

 潜在意識というのは3週間、約21日で変化しだすと言われており、同書では、21日間をかけて潜在意識を書き換えるワークを行うことによって心身を調整する方法を紹介。一見、無関係に見えるようなワークでも挑戦することで、本当のあなたらしい感情が湧きでてくることを感じ取れるかもしれない。

 あなたの潜在意識の扉を開ける鍵となる「感受性」を調整するために、潜在意識をクリーニングすることで、不安が半分に、喜びが2倍になり、なりたいあなたになる未来への準備ができる。あなたがあなたらしく生きるために、潜在能力を上手く使って「感受性」を取り戻そう。

平林信隆
早稲田大学理工学部卒業。南カリフォルニア経営大学院MBA修了。日本メンタルヘルス協会公認心理カウンセラー。全米NLP認定トレーナー。LAB(Language and Behavior)プロファイル(R)認定コンサルタント&トレーナー。ソニー在籍時代には、ITベンチャー立ち上げ、ニューヨークナスダックIPO、携帯電話や放送機器事業等、海外赴任も経験しながらさまざまな職務を担当し、世界中を駆け巡った。当時の経験をもとに、文化や言葉の壁を越えた潜在意識とビジネスの関連性について独学で法則を積み上げる。ビジネスと心理学を融合した独特なスキルは、IT業界において、相手の“こころ”を大切にする手法として定評がある。

※掲載内容は変更になる場合があります。