たった一言で「さすが!」と思われる“ビジネスシーン”で使える話し方
公開日:2017/3/24
累計57万部突破のベストセラーになった『頭がいい人の敬語の使い方』シリーズ最新刊『一言で印象が変わる さすがと思われる話し方』が2017年3月9日(木)に発売された。
自己紹介はきちんとした言葉使いの見せどころだが、仕事場で初めて会う人と話す場合、自己紹介の方法は日常とは少し異なってくる。周囲の人とコミュニケーションを取る貴重なチャンスなので、できるだけ好印象を与えたいもの。好感を持って名前と顔を覚えてもらえるような挨拶にするには、できるだけきちんとした日本語で、ハキハキと明瞭に話すことが肝心だ。
第一印象は、その人のイメージを決定づけるほど大事なこと。同書にはそんなシーンでも使える、ほんの一言で「さすが」と思われる話し方をいくつも紹介している。例えば、ビジネスシーンでよく使われる「了解しました」はNG。「承知しました」や「かしこまりました」を使おう。
その他にも、「敬う気持ちが伝わる話し方」として「お会いしたい」より「お目にかかりたい」を使うことを勧めていたり、「さらりと使いこなしたい大人の話し方」では、「ご足労いただき」「心ばかりのものですが」の正しい使い方を紹介している。同書の方法を参考にして「さすが!」と思われるような話し方をビジネスシーンで実践してみては?
本郷陽二(ほんごう・ようじ)
1947年東京都生まれ。幸運社代表。早稲田大学文学部卒業。光文社カッパブックス編集部でベストセラーとなった『冠婚葬祭入門』のシリーズなどを担当。その後、話し方や歴史関係の著作やプロデュースで活躍。主な著書に『日本人が「9割間違える」日本語』、『頭がいい人の敬語の使い方』、『人を動かす「ほめ言葉」』、『上流の日本語』、『「知」の強化書』、『使いこなしてみたい「和」の言葉』などがある。
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