すごすぎる!「ジャンプの表紙ができるまで」の動画に大反響

マンガ

公開日:2017/3/18


 2017年3月13日(月)、『週刊少年ジャンプ』の表紙が作成される動画が公開されたのだが、その想像をはるかに超える作業量に「表紙作るだけでこんなに大変なんだ…」と感嘆の声が上がっている。

 『ONE PIECE』の原作公式Twitterは、「『ONE PIECE』が巻頭を飾る週刊少年ジャンプ15号、その表紙のメイキング動画をつくってみました!」とのコメントと共にYouTube動画を紹介。これは『ONE PIECE』スタッフ公式アカウントがアップした動画で、表紙デザインを手がけるバナナグローブスタジオ協力のもと、表紙が出来るまでを早回しで映し出している。「本邦初公開…かも」というだけあり、あまり目に馴染みのない、表紙が徐々にできていく様子をしっかりと見ることができる(動画はなんと7分22秒!)。

 動画には、まず白地に「週刊少年ジャンプ」の文字だけが置かれたパソコンの画面が登場し、尾田が描いた『ONE PIECE』のイラストが乗せられた。その後「ONE PIECE」というタイトル文字や「結婚式をぶっ壊せ!」という大きめの謳い文句、他の連載作品のイラストなどが加えられていく。バランスを取りながら、作品のタイトルやコメントを追加していくのだが、新たな文字やイラストを加えるたびに他の部分をずらす作業は見ているだけでも気が遠くなりそうだ。

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 さらに驚くのは、全ての配置が完了した後、 最初に配置した「結婚式をぶっ壊せ」や「ONE PIECE」のフォントを次々と取り換えていくこと。他の文字との兼ね合いで色や位置も変更していき、最終的には、ずっといじっていた「結婚式」の文字が「お茶会」に変わってしまった。

 この動画にファンからは「簡単な作業だとは思っていなかったけど… 本当に大変なんだな」「うわーー魔法のよう。私の頭では絶対無理」「どんだけ工程があるのよ!(驚愕)」といった驚きの声が。中には「これパソコンがなかった時代を想像すると恐ろしいな」という声も。

 普段何気なく見ている表紙だが、これほどの手間暇をかけていると知れば、有難みも増す。今後はもう少しじっくりと表紙を眺め、プロの仕事を味わってみてはいかがだろうか。

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    『週刊少年ジャンプ』15号(集英社)