2017年3月22日（水）に発売された『週刊少年サンデー』17号は高橋留美子2億冊突破記念号となっており、ファンからは「表紙の為だけでも買う価値ある！ 一生保存すっぞ！」と絶賛の声が上がっている。

　同雑誌では、高橋が世に送り出した単行本の全世界発行部数が2億冊を突破したことを記念し、様々な特集が組まれた。まず注目が集まったのはその表紙。中央には現在連載中の『境界のRINNE』の主人公・六道りんねと、『うる星やつら』のラムが並び、周りには『らんま1/2』や『めぞん一刻』など、歴代高橋作品の人気キャラクターが勢揃いした。

　“るーみっくわーるど”一色に染まった表紙には「表紙からいきなり全力で凄い！ これは紙で買わなくては！」「保存用含めて2冊は欲しいな」「久しぶりにカラーのらんま（女）見たけどやっぱりかわいいな」「殺生丸さまが相変わらずかっこよくて安心した！」とファンは大満足な様子。

　そして肝心な特集の方にも反響が相次いでおり、特に高橋が18年ぶりに『週刊少年サンデー』で描いた2号連続掲載の完全新作読切『千年の無心』には「完璧すぎて震えた。高橋留美子の凄さを再確認できる作品」「2億冊記念号で現役の漫画家としての実力を見せつける高橋先生恰好良すぎる」と早くも絶賛の声が。ちなみに『週刊少年サンデー』編集部の公式Twitterでは『千年の無心』について「当初の予定では1話読切のはずでしたが、『“おもしろさ”を重視すると前後編の方が良い』との事で急遽前後編になったこの作品。ちなみに34Pの原稿を5日で上げた先生…これ、2週間分の量ですよ！！」との裏話が明かされている。

　また、3月25日（土）に発売された『サンデーS増刊』5月号も高橋留美子2億冊突破記念号となっており、こちらも様々な特集が用意されている。さらに無料漫画WEBサイト「サンデーうぇぶり」では『犬夜叉』の最終話と『境界のRINNE』第1話の直筆ネームを公開。ファンには見逃せない企画が盛りだくさんだ。