世界に存在する多くの“不思議な場所”を、写真と地図を添えて紹介する『世界の果てのありえない場所 本当に行ける幻想エリアマップ』が2017年4月17日（月）に発売された。

　忘れられてしまった都市、災害で打ち捨てられた村、遺棄された工場…。私たちの想像を超えた場所、誰も行かない辺境の地など、世界に存在する多くの“不思議な場所”たち。同書では、ソ連の軍事遺産、見捨てられたユートピアなど、世界51カ所の忘れられた“不思議な場所”を、印象的な写真と現地の詳細地図、さらにその場所にある構造物の種類や自然の地形、現在や過去の状態など、いくつかの要素に分類して解説している。

　そもそも最初からありえない状況だったのか、後々そうなってしまったのか。あるいはごく最近生じた状態なのか―。どの場所にも語りかけてくる物語がある。私たちは今どこにいて、どこに向かおうとしているのか？ それを知るためにも、同書によって歴史と地図の両方を紐解いてみてはいかがだろうか。

＜主な内容＞
・夢の創造物
ジェレズノゴルスク（旧ソ連の閉鎖都市）ほか
・廃墟となった場所
ノー・マンズ・ランド・フォートほか
・風変りな建造物
マドンナ・デッラ・コローナ聖所記念堂（絶壁に建てられた聖堂）ほか
・隔絶された世界
グレートプラスケット島（1954年から無人島）ほか
・この世とあの世の間
レップ城（世界一、幽霊が出る城）ほか
・地下の世界
冷戦時代のスパイトンネル（電話の盗聴施設）ほか

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