散らかった部屋が子どもの成長を止める! 3000件の家庭を見てきたママが教える、片づけ=子どもの能力アップの法則
公開日:2017/5/2
“お片づけ”で子どもの能力をアップさせる画期的な子育て本『部屋を片づけるだけで子どもはぐんぐん伸びる!』が、2017年4月20日(木)に発売された。
同書で紹介されているのは、「勉強しない」「集中力がない」「お手伝いをしない」など多くの親が抱える悩みをすべて“お片付け”で解決する方法。2010年にハウスクリーニング、家事代行の会社を起ち上げて約3,000件の家庭を見てきた著者が、画期的な“お片付け”の方法を紹介している。
片づけの仕方はとても簡単。家には「使うモノ」だけを残すようにして、それらを「使いやすい場所に置く」だけ。例えば、子どもに「いるモノ」と「いらないモノ」を選択させるようにすると、子どもに決断力が備わったり、自立心が芽生えたりという成長が見込める。
その他にも、片づける際にカテゴリー分けをして整頓すると、問題解決能力が身につくように。このような小さな決断を繰り返すことによって、行動力もつくようになる。同書には、子どもの能力をアップさせる「片づけメソッド」が満載。
著者は元々「汚部屋」の住人で、母親になっても「片づけ」ができず、イライラして子どもに当たってばかりだったが、「家をキレイにすれば、母親も子どもも笑顔になる」ことに気がつく。実際、家をキレイにすることは「子どもを笑顔にする」以外にも、子どもの能力アップにつながるということを同書では教えてくれる。子どもの教育に困っている人は、能力もアップさせる“お片づけ”を試してみては?
<目次>
第1章 子どもが散らかす家は、必ず原因がある
・8割の家が「片づいていない」!
・散らかった部屋が子どもの成長を止める
・家の環境を変えれば、子どもは変わる! など
第2章 子育ての基本はおウチです!
・自宅は子どもが最も長く過ごす場所
・親の目線でも片づけよう
・家の中がキレイだとイライラしない
・散らかった家は子どもを暗くする
・健やかな子どもは親の言葉とキレイな家で育つ など
第3章 キレイな家になると子どもが変わる!
・キレイな家が素直な心をはぐくむ
・片づいた家なら勉強嫌いがなおる
・キレイな家が丈夫な体を作る
・幼少期から整理する能力が身に付く など
第4章 実践!子どもの自立心を育てる片づけ術
・なぜ、散らかるのかを子どもと一緒に考えよう
・置く「モノ」は収納スペースの8割まで
・自立した子どもを育てる片づけメソッド
・子育てしやすい空間づくり など
第5章 子どもの自立のカギは「気づき」「判断力」「行動力」
・片づけはトクだと子どもに知ってもらう
・片づけは日常に組み込んで作業感ゼロに
・将来の成功のカギは「気づき」「判断力」「行動力」 など
佐和田久美(さわだ・くみ)
子どもたちとママに笑顔になってもらいたいという願いから、2010年に「株式会社ワンズコピー」を設立。下町のママらしいフットワークの軽さと面倒見のよさで、これまでのべ3,000件の家庭をキレイにしてきた片づけ&掃除のプロ。家族は夫と、長男(高校生)、次男(小学生)。著書に『「モノを正しい場所に置く」だけで部屋は自然とキレイになる』がある。
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