自分の声に自信がない人必見! 強く安定した声が出せるようになるトレーニング方法

ビジネス

公開日:2017/5/12

 簡単な「声まね」の課題をこなすだけで、強く安定した声を出せるようになる方法を紹介した『声を鍛える 話しの説得力を劇的に高める声まねトレーニング』が2017年4月28日(金)に発売された。

 これまでの多くの発声法は歌や演劇に限定された技術訓練だったが、同書ではすべての人に共通する声の出し方の訓練法を掲載。その方法とは、イヌ、カラス、ネコ、ヒツジ、お経などの真似をする「声まねトレーニング」だ。この独自のトレーニングに励めば、「自信を持って声が出せる」「声を出すのが苦にならない」といった成果が見込める。簡単で効果抜群なので、声を出すことが苦手な人をきっと手助けしてくれるはず。

 その他にも「ヘリコプターの音」「救急車のサイレン」「蚊が飛んでいる音」などの声まねするというユニークなトレーニング法も多数掲載。40年間にわたり声で文学作品を表現する研究と実践を続けてきた著者の全てがこの1冊に要約されている。

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 「いきなり難しそう…」という人のためにも、基礎編として「発声のための姿勢」「発声の基本要素」「地声とウラ声の発声」なども紹介している。人間の声は、動物の声から進化して発展したと言われているので、「声まね」は人間の声の原点。同書を参考にして、あいさつの一声だけでも信頼感がグッと増すような発声を手に入れよう。

渡辺知明(わたなべ・ともあき)
朗読指導者・コトバ表現研究者。1952年、群馬県桐生市生まれ。法政大学卒業後、日本コトバの会に入会、コトバについて研究と指導を続ける。現在、コトバ表現研究所所長、日本コトバの会講師・事務局長、表現よみオーの会代表。著書は『朗読の教科書』、『表現よみとは何か 朗読で楽しむ文学の世界』、『文章添削の教科書』、『放し飼いの子育て やる気と自立の教育論』。編集執筆に『コトバ学習事典』、表現よみ録音CD=夏目漱石『吾輩は猫である』、表現よみCD録音と監修『ロシアのクリスマス物語』。

※掲載内容は変更になる場合があります。