『ジャンプ』25号、オタク女子の“黒歴史”をえぐる読み切りが話題「忘れられないから黒歴史… 名言…」
公開日:2017/5/27
2017年5月22日(月)発売の『週刊少年ジャンプ』25号に読み切り作品『わたしの超理想☆ボーイフレンド』が掲載されたのだが、「黒歴史を抱える女子をゴリゴリにえぐってくる…」と悶絶するオタク女子が続出している。
期待の新鋭による「WHOLE NEW 読切2連弾」企画の第1弾として掲載された同作は、女子高生の頃、ランプの魔人に「彼氏が欲しい」という願いを叶えてもらった虹元みえるが主人公。10年後もみえるは未だに魔法で生み出された彼氏・西園寺アルト=バイエルン(アル)と一緒に過ごしているのだが、彼の姿は女子高生だったみえるがノートに描いたイラストそのまま。みえるの低い画力や「エルフ族の王子でスターライト学園のアイドル的存在」というとんでもない設定がそのまま3次元に現れた存在なので、大人になったみえるは後悔の日々を送っているのだった。
漫画に登場するみえるの“理想の彼氏像”ノートや「女オタクあるある 難しいアングルは描けない」など、ストーリーには10代の頃にイラストを描いていた女子にしかわからないあるあるネタがちりばめられ、「ノートの(そこが良い)とか(黙)とかホント見ていて心が痛い!」「黒歴史大量生産してたからめっちゃわかる」「自分の10代を思い出して恥ずかしいやら強烈すぎるやら…」と共感の声が続出。
その後みえるは「アルくんの存在は私にとって“黒歴史”なのよ」と言い放ちアルと決別するのだが、仕事仲間の男に騙されピンチに陥ったところを駆け付けたアルの魔法で救われる。アルはみえるのことを想い再び姿を消そうとするが、みえるは「忘れたくても忘れられないから“黒歴史”って言うんでしょ…?」と、アルを引き留めた。
このセリフには「それなぁぁぁ!! 分かる!!」「忘れられないから黒歴史… 名言である…」と感動の声が相次ぎ、「世の女オタク全員に読んで欲しい」「連載して女オタクの黒歴史延々とやってほしい」と絶賛の声が続出。黒歴史をえぐりつつオタク女子の心を勇気づける作品となったようだ。