東大合格者数公立No.1!「名門」をV字復活させた熱血校長が明かす、自分から勉強する子の育て方

出産・子育て

更新日:2017/6/2

 国内No.1高校の校長が「自分で勉強する子」の育て方を教える『学ぶ心に火をともす8つの教え 東大合格者数公立No.1!! 日比谷高校メソッド』が、2017年5月25日(木)に発売された。

 勉強しなさいと言えば言うほど、子どもは勉強を嫌がるもの。それはわかっているけれど、また言ってしまう…。だが著者は、「勉強しなさい」と言わなくても子どもを勉強に向かわせることはできるという。

 それを証明したのが日比谷高校。同書に書かれているメソッド「8つの教え」を実践することで、日比谷高校は現役東大合格者数を急激に伸ばした。しかもこれらの「教え」は、どれもすぐに家庭に取り入れられることばかり。言わなくても勝手に勉強し、自ら学びを深めていってくれる。

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取り上げる8つの教え(=子どもが伸びる条件)
・人間力を高める
・よい仲間を与える
・知的好奇心を育てる
・見過ごさない・見落とさない
・把握する
・寄り添う
・モチベーションを与える
・見守る

 同書では、日比谷高校の教えの「受験直前まで文化祭!」「部活運営は生徒任せ」「勉強以前に勉強する意味を伝える」など、その独特のメソッドを紹介している。なかなか勉強に向かってくれない子どもには「8つの教え」を取り入れてみよう。

【目次】
第1章「文武両道」に込められた真の意味
第2章 日比谷式「勉強」の作法
第3章 教える側が、意識を変える
第4章「将来」を意識すると、子どもは動く
第5章 子どもを伸ばすときに、親ができること

武内彰
1987年に東京理科大学理学専攻科を修了後、物理の教師として都立高校の教壇に立つ。40歳という異例の若さで都立大島南高等学校の教頭職に就き、都立西高等学校副校長などを経て、2012年(平成24年)より都立日比谷高等学校校長。一度は凋落したかつての名門を独自の方針で復活させ、2016年には53人、2017年には45人を東京大学に送り出した。

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