「混ぜるなキケン!!」BL界奇跡のタッグで漫画化された『吸血鬼と愉快な仲間たち』2巻も好評!

マンガ

公開日:2017/6/1

 吸血鬼とエンバーマーの奇妙な共同生活を描いた大人気小説のコミカライズ版『吸血鬼と愉快な仲間たち』の2巻が、2017年5月19日(金)に発売された。既に手にとった読者からは「コウモリになったアルがかわいくて仕方ない!」「2人の関係が少しずつ変化していて微笑ましい」と好評だ。

 同作は、木原音瀬の小説を羅川真里茂が漫画化したもの。昼間はコウモリ、夜は人間の姿になる不完全な吸血鬼アルベルト・アーヴィング(アル)は、住んでいたはずのアメリカで冷凍コウモリになり、何故か日本で目覚めてしまう。コウモリ姿のアルは“エンバーマー”という遺体の長期保存のために防腐処理などを行う仕事をしている男・高塚暁の家に連れてこられ、吸血鬼と血の匂いを漂わせる男との共同生活が始まる。2巻では2人の距離が徐々に近づいていく中、連続殺人事件が発生する。

 BL界でも人気の実力派・木原と『赤ちゃんと僕』や『しゃにむにGO』などのヒット作をもつ羅川のコラボは、“奇跡の初タッグ”と言われるほど話題に。木原の独特な世界観と等身大の人物描写で作り上げられたキャラクターを、羅川の美しいイラストで描くことによって、「原作を読んでいて頭に浮かぶ世界が完璧に描かれてる」「小説を知らなくても面白いし、知っていてもまた新たな魅力が見つかる」と原作ファンからも大絶賛されている。

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 同作に対し、アニメやBLなどオタク文化に精通しているニッポン放送のアナウンサー“よっぴー”こと吉田尚記は「ファンタジー感溢れる設定を社会人力でくるみ、さらに三角関係? 新しすぎ!」と応援コメントを寄せた。さらに全国の書店員からも「木原音瀬×羅川真里茂、混ぜるなキケン!!」「これがジャパンコミックハンサム部門のトップだ!!」「BLに苦手意識がある方が、おそらく、扉をあけてしまう作品」と評価され、注目が集まっているようだ。

 残酷な描写やちょっとエロティックなシーンがあるかと思えば、コウモリ姿のアルの可愛い仕草が見られたりといった、ギャップも楽しめるこの作品。耽美な世界に興味がある人は、新しい扉を開いてみては?