日本の祭りを体験取材したイラストエッセイ『祭りさんぽ』が2017年5月31日（水）に発売された。

　同書は、著者の上大岡トメが9つの祭りに訪れ、体験したことをイラストでまとめたエッセイ集。神様の乗り物である山車の美と迫力を堪能し、神輿を威勢よく担ぎ、一糸乱れぬ群舞に酔いしれ、さらには踊り子としても参加。バラエティ豊かな日本の祭りをワイワイ「さんぽ」している。

博多祇園山笠（福岡）

青森ねぶた祭（青森）

三社祭（東京）

山形花笠祭り（山形）
紅花を飾った花笠が特徴の祭り。輪踊りは誰でも参加可能。ソウルフードを食べながら祭り見物もよし。

よさこい祭り（高知）
大音量の生のよさこいは大迫力。踊りも衣裳も自由。ひとりひとりが主役の熱い祭り。

阿波おどり（徳島）
街全体が踊りのるつぼに。一般の人も当日参加で踊れる。

管絃祭（広島）
厳島神社で夕方から夜にかけて行われる厳かな祭り。

裸坊祭（山口）
菅原道真の霊をなぐさめる祭りに1,000人を越える裸坊達が活躍。

おわら風の盆（富山）
ぼんぼり照らす町並み、切ない胡弓と三味線の響きとおわら節。神秘的な祭りに浴衣で参戦。

　バラエティ豊かな日本の祭りをワイワイ「さんぽ」しているようすを見れば、祭りの魅力がわかるはず。著者の体を張った体験をイラストで楽しもう。

上大岡トメ（かみおおおか・とめ）
イラストレーター。ふくもの隊隊長。東京生まれ。現在は山口県在住。趣味は神社さんぽ、バレエ、ヨーガ。お祭りはどれも楽しいけど、「渡卸」系は神様の近くに行けるので特に好き。著書は『キッパリ！ たった5分間で自分を変える方法』、『コチャレ！』、『子どもがひきもりになりかけたら』など多数。

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