え、こんな美術館があったんだ! 充実アート散歩、文豪の息吹にひたれる首都圏の文学館を網羅『大人の日帰り旅 ブラ歩き美術館&文学館』
公開日:2017/6/7
首都圏、関東周辺の人気美術館と文学館をエリア別に徹底ガイドした『大人の日帰り旅 ブラ歩き美術館&文学館』(KADOKAWA)。日本には世界中の名画が集まっているが、よく知られている都心の大きい美術館以外にも、作品の充実した個性的なミュージアムがたくさんある。
2016年11月にオープン、話題沸騰の『すみだ北斎美術館』(墨田区亀沢)を筆頭に、
・近代日本画壇の巨匠の旧宅を公開した『横山大観記念館』(台東区池之端)
・伊万里と東洋陶磁器を集めた『戸栗美術館』(渋谷区松濤)
・日本画の巨匠・川端龍子の絵を収蔵した『大田区立龍子記念館』(大田区中央)
・現代アートが中心の『O美術館』(品川区大崎)
・茶の湯をテーマにした『畠山記念館』(港区白金台)
・現代陶芸の『菊池寛実記念 智美術館』(港区虎ノ門)
・大正ロマンの美人画でいまもファンの多い『竹久夢二美術館』(文京区弥生)
・朝倉文夫のアトリエを美術館にした『朝倉彫塑館』(台東区谷中)
・サザエさんでおなじみの『長谷川町子美術館』(世田谷区桜新町)
・ロダンとユトリロだけを集めた『西山美術館』(町田市野津田町)
・挿絵画家としても著名な『鎌倉市鏑木清方記念美術館』(鎌倉市雪ノ下)
・春画の展示室がある『岡田美術館』(箱根町小涌谷)
・幕末から明治にかけて活躍した絵師『河鍋暁斎記念美術館』(蕨市南町)
などなど、絵画鑑賞が好きなアート通を自認する方も「え、こんな美術館があったんだ!」と思わず行きたくなるラインナップ。
さらにユニークなのはふだん雑誌ではあまり取り上げられない文学館を網羅していること。巻頭では今年2017年9月にオープンする『新宿区立漱石山房記念館』(新宿区早稲田南町)の情報をいち早く紹介。今年生誕150周年の夏目漱石が晩年を過ごした地に、記念館が開館する。
またミュージアムショップの人気グッズや、各エリアで散歩の合間に立ち寄りたいランチ、ティータイムスポットも紹介。意外な発見がつまったオトナの日帰りアート&グルメの旅のおともに一読してみてはいかがだろうか。