裁縫が苦手でも簡単に作れた! 教室に通っているような感覚で手作り籐小物があっと言う間に完成♪【作ってみた】
更新日:2017/6/6
毎日忙しい時間を過ごしている中で、ふと何か物を作ってみたくなる瞬間ってありませんか? 物を作っている時間って、余計なことを考えずに無心になれ、出来上がった時の達成感は格別です。でもいざ何かを作ろうと思ったら材料や作り方を自分で調べたり準備しなければいけなかったりと、それはそれで面倒ですよね。そんな創作意欲はありながらも、なかなか踏み切れていない方に、「籐でつくる小物とバッグ」シリーズ(デアゴスティーニ・ジャパン)はいかがでしょうか? 同シリーズには、1号ごとに籐で作れる小物1種類の材料と作り方の冊子、さらにはご丁寧にQRコードをのぞけば動画も準備されているので、教室に通っているような感覚で作りたくなったらすぐに始められます。そこで今回は、裁縫が苦手ながらも創刊号に入っている「透かし模様の浅い小皿」作りに挑戦してみました。
◆材料も作り方もしっかり準備されているので安心♪
いざ物を作ろうと思っても一体何をどれくらい準備したらいいのか…。これが最初の関門だったりしますが、ここでは最初から必要な材料が必要な分だけセットされているので、迷う心配もなし!箱から取り出せば準備は完了です。
また、冊子にはこんな感じで1つ1つの工程が写真と文字でかなり丁寧に解説されているので、毎度確認していけば間違うことなく作り進めていくことができます。
それでも自信がないという人には、QRコードからアクセスすれば動画によって作り方を確認することができるので、その通りにマネすれば不安も解消されるはず。
◆実際作り始めると…
実際に付属の冊子の通り籐を組んでいくと、最初に使いやすいように水で濡らしておいた籐が思ったよりも早く乾いてしまい、折れそうになるので霧吹きは片時も離せず、都度湿らしながら進めていきました。また、複雑な組み方になってくると「あれっ、これはどっちだ?」と迷いそうになってしまいましたが、みんなが迷いやすいところなのか、ちょうどいいタイミングで冊子に説明が書かれているので、間違えることなく自信を持って取り掛かることができました。
そして、いよいよ最終段階。ここまで大きなトラブルなく、最後の「うろこ止め」へ。この縁止めの形によって小皿の見た目が決まるとあって、緊張しながらもなんとかすべての工程が終了。
◆出来映えはいかに!?
裁縫が苦手で、籐づくり初心者が作ったわりには、なんとかちゃんとした見栄えの小皿が完成しました。見た目がとっても涼しげで大きさもちょうどいいので、果物や小物をのせたりする小皿として、インテリアにぴったりです。なお、トータル制作時間は約3時間。かなり時間がかかったように思えるかもしれませんが、作っている最中は本当に無心で、慣れてくると鼻歌なんかを歌いながら完成を楽しみに手を動かしていたらあっという間の3時間でした。何より、丁寧な解説で困る部分がなかったので、最初から最後まで楽しみながら作ることができ、完成したものを眺めることで普段の生活では味わえない爽快感、達成感がありました。これ、1つ作るとさらに他の小物も作りたくなりますよ。ちなみに、今回は冊子だけでスムーズに進められたので、動画にはお世話にならず。
◆作り方以外にもちょっとした豆知識も
創刊号には、1号だけで完成する小皿の他にも、何号かに分けてパーツを作って最終的に大きなかばんを作るための材料も含まれています。また、そもそも籐とは何? といった豆知識まで紹介されていて、1冊読み終えるとすっかり籐の魅力にハマってしまいました。
◆手作り小物に囲まれる生活もいいのでは?
今の世の中、たいていの物はお金を出せば手に入れることが可能です。でもたまには一から自分で作り上げていくのもいいものですよ。時間をかけた分だけ愛着も湧き、作った時の思い出と共に大切にしようという気持ちも起こってきます。慌ただしい毎日だからこそ、ふと立ち止まって物作りに没頭し、その手作りした物に囲まれて生活してみるのはいかがでしょうか?
文=JUNKO