河原和音「畏れ多いな、幸せだな」 生田斗真、広瀬すず初共演映画「先生!」主題歌はスピッツ書き下ろしの「歌ウサギ」に決定!
公開日:2017/6/14
2017年10月28日(土)に全国公開される実写映画「先生!」の主題歌に、唯一無二の存在感で全世代に愛され続ける「スピッツ」の起用が決定した。
数々の王道恋愛ソングを世に送り出し、2017年7月5日(水)に結成30周年記念のシングル・コレクション・アルバム「CYCLE HIT 1991-2017 Spitz Complete Single Collection -30th Anniversary BOX-」を発売するスピッツ。そんなスピッツが映画「櫻の園-さくらのその-」以来、9年ぶりとなる実写映画主題歌新曲を書き下ろし。恋愛を経験したすべての人が共感できる、究極の純愛ソング「歌ウサギ」が完成した。
『先生!』の原作者・河原和音は連載当時、スピッツの曲を聴きながら物語の世界感を膨らませていたという。さらに今回メガホンを取った監督・三木孝浩も、脚本作りや衣裳合わせなどの製作準備段階からスピッツの曲を実際に聴いてイメージしながら進めていた経緯があったとのこと。こうした原作者・監督はじめ製作側の熱烈オファーがあってスピッツ起用が決定。スピッツ、三木、河原からコメントが届いているので紹介しよう。
恋愛は大体がキレイ事ではありません。でもそんな中で悩んでもがくのが醍醐味だとオジさんたちは思うのです。恥ずかしい思い出と向き合いながら作った曲ですが、この可愛い恋愛映画に寄り添うことが出来れば幸いです。スピッツ
スピッツさんの歌は僕にとってずっと、片想いの音楽でした。届かぬ想いのほろ苦さや、たわいもない卑屈な自己憐憫を優しく包んで肯定してくれる、あの頃の自分にとって無くてはならない存在でした。今回そのスピッツさんにお願いすることができて、本当に嬉しく思います。この主題歌「歌ウサギ」も、大人になっていくことへの寂しさをどこかで感じながら甘い感傷がたまらなく心地よい、「先生!」の世界をより深く増幅させてくれる最高の曲になったと思います。エンドロールでこの曲を聴きながら、観客の皆さんが誰かをひたむきに想っていた頃を思い出してくれたら嬉しいです。三木孝浩
『先生!』を描いていた時、ちょうどスピッツさんばかり聴いていたので、主題歌がスピッツさんの新曲だと伺った時は畏れ多いな、幸せだなと思いました。拝聴して、優しくて噛み締めたくなる曲と歌詞で、特に後半部分は漫画を描くとき自分もそういう表現をしていきたい! と思いました。恋に関して私自身も、漫画の中のキャラ達もみんな悩んでいるので勝手にリンクさせています。河原和音
あらすじ
「自分がその人を好きだって―どうしてみんな、わかるんだろう」。高校2年生の島田響は、いまだ初恋さえも未経験。そんな彼女は、ある日、ふとしたきっかけで隣のクラスの担任・伊藤貢作と言葉を交わすようになる。世界史の教師・伊藤は、ぶっきらぼうだが生徒思いのまじめな教師。居残り課題を手伝ってくれたり、夜道で守ってくれたり… 伊藤はいつも響に優しかった。そんな優しさに触れ、伊藤を“好き”だと自覚した響は、一直線に恋に走りだすが―。
「―先生。片想いのままでいいから、好きになってもいいですか。」何もかもが純粋で不器用な17歳の響が、ぶっきらぼうな性格だが生徒思いの世界史教師・伊藤への淡い初恋を描いた作品『先生!』。同映画のキャストには、17歳の響役に広瀬すず、世界史教師・伊藤役には映画「僕等がいた」以来、5年ぶりとなる“恋愛映画”への出演を果たす生田斗真が抜擢された。
物語と楽曲のテーマはもちろん、スピッツならではの美しい旋律とボーカル・草野マサムネの繊細な歌声が見事にマッチした楽曲は、きっと多いの人の胸を打つことだろう。
■映画「先生!」
原作:河原和音『先生!』
主題歌:スピッツ「歌ウサギ」(ユニバーサルJ)
監督:三木孝浩
脚本:岡田麿里
制作プロダクション:ドラゴンフライ エンタテインメント
出演:生田斗真 広瀬すず 竜星涼 森川葵 健太郎 中村倫也 比嘉愛未 八木亜希子 森本レオ
製作:映画「先生!」製作委員会
配給:ワーナー・ブラザース映画
(C)河原和音/集英社(C)2017 映画「先生!」製作委員会
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