「熊田曜子」「草刈正雄」のグラビア写真集にみる“生涯現役”の世界
公開日:2017/6/15
今日は、最近発売された二つの「グラビア写真集」について触れてみよう。
一つめは、タレントの熊田曜子(35)による5年ぶり36冊目となる写真集『The GREATEST!!』(講談社)。2012年に長女(4)、15年に次女(1)を出産し、ママになって初の写真集……なのに、T164・B92W56H84のくびれボディは健在。本人曰く「搾乳しながら撮影していたので、胸は人生で一番大きかった。Jカップぐらいですかね」なんですと!
たしか、このニュースはサンスポだかデイリースポーツだかでチェックしたんだが、「J」という文字だけがやたらデカい級数で、イエロー&ブルー縁のデザイン処理が成されていた。「J」ってえのはアナタ、A・B・C・D……、1・2・3・4……数えて10番目ですよ! いくら「搾乳しながら」とは言え、身長164㎝のウエスト56㎝でソレは人間離れしすぎじゃないですか! 「エロい」ってよりは、もはや「怖い」。「ブラのカップ数と見た目の巨乳度はかならずしも一致しない」というのは、ギョーカイ(←なんの?)の鉄則ではあるけれど、やっぱ殿方諸君にとっては“カップ表記”のほうが、よりわかりやすく萌えやすいってことか? 「F」とか「G」とかってアルファベッド、みんな大好物ですから。
ちなみに、熊田は現在「もっとも多くの写真集を刊行したタレント」としてギネスブックに申請中であるらしく、
「芸能界でなにも冠がないので、認定されたら唯一の証になる。世界一ですから。すぐにプロフィールに載せます」
「写真集を出せるなら永遠に出したい」
……と、東京都内で行われた写真集発売記念イベントでコメントしている。「グラビア職人として日夜肌を磨き、乳のサイズをストイックに微調整しながら、生涯現役を目指す」ってところは、職種こそ違えど、私の人生訓、ポリシーと大いに通ずるものがある。じつにいい話だ。
で、二つめは、俳優の草刈正雄(64)による初の写真集『草刈正雄FIRST PHOTO BOOK』(双葉社)である。男子&ノンケの私からすれば、さすがに購入に踏み切ることまではできないが、本写真集内に掲載されているスチールグラビアを何枚かネットで見てみると、「ホンマ、かっこええわぁ…」と思わずウットリ嘆息してしまった。
私は、もう10年以上も前から「日本三大美男子」として「草刈正雄・モッくん・郷ひろみ」をメディアに向けて提唱していたわけだが(※「郷ひろみ」を「ショーンK」にすり替えていた時期も少しだけあった)、あらためて再認識した。やっぱ、ハンパないっす草刈正雄のハンサムっぷり、それにナルシストっぷり! 50歳60歳を越えても「かっこいい」を維持し続けるには「ナルシズムを諦めない」のが、なによりも重要だということを我々初老世代に教えてくれるオススメの一冊だ。買ってないけど。
ちなみに、草刈の娘であるタレントの紅蘭(くらん=27)は、都内で行われた某イベントで、
「あれ、本当に嫌なんです。父親が64歳にもなって写真集。内容も上目遣いとか鏡越しとか…パパじゃない」
「(父が次の写真集でヌード披露への意欲を示したことを取材陣から聞いて)本気で考えているなら、絶対阻止します」
……と、苦笑しながら語ったと聞く。私も、もし娘がいたなら、こんな困った“自分大好きパパ”になってみたい。
文=citrus ネットニュースパトローラー 山田ゴメス