ユニクロ、GU、しまむら…プチプラに見えない高見えコーデ術
更新日:2017/6/17
ユニクロやGU、しまむらなどプチプラアイテムを使ってオトナかわいいコーディネートをした画像をブログやインスタグラムに投稿し、たちまち人気に火が付いたプチプラのあやさんの初スタイルブック『プチプラ365days オトナ女子の着まわしコーデ』(プチプラのあや/宝島社)。本書では、ネット上で「プチプラの神」とも呼ばれる彼女が駆使する、誰にでも真似できるプチプラに見えない高見えコーデ術やプチプラアイテムを選ぶコツが、惜しげもなく披露されている。
プチプラアイテムで全身をコーディネートしたら安っぽく見える…と思っている人は多いだろう。しかし、本書で紹介されている全身コーデは3000円以下のアイテムばかりなのに、決して安っぽくは見えない。トレンド感もありとてもおしゃれだ。プチプラアイテムも選び方や、組み合わせ次第でプチプラとは思えないアイテムに見せることができるのだ。本書の中でプチプラを高見えさせるコツのひとつとして紹介されているのが、渋めの色みを選ぶこと。真っ白ではなくアイボリー、はっきりとしたグレーやベージュではなく、グレージュを選ぶと高見えしやすくなるという。また、小物にはゴールドを多めに取り入れることをすすめている。色は黄色みの強いキラキラとしたものではなく、こちらも渋めのマットな質感のものを選ぶと、大人の落ち着きやこなれ感が演出できる。
■プチプラ靴の選び方
「おしゃれは足元から」そんな言葉があるように、靴はファッションの重要なポイントだ。本書の中でも、プチプラ靴の選び方や履き方、保存の仕方について紹介されている。安い靴は壊れやすい、足が痛くなるとあまりいいイメージを持たない人も多いかもしれないが、いまはプチプラでもなかなか侮れないものが手に入るようになってきた。プチプラなのにふわふわのインソール、細部までしっかりと考慮された歩きやすい靴、流行を上手に取り入れたデザインも多いので、これを利用しない手はない。とはいえ、プチプラの靴もいろいろ。選ぶときは、実際に履いてみて滑って危なくないかなどをチェック、ネットショップで購入するときは自分と同じサイズの人のレビューをチェックしてから購入することが重要となってくる。
■着用サイズもおしゃれの重要なポイント
いろんなプチプラショップを利用した著者だからこそわかる、着用サイズの違い。人には似合うサイズがあり、自分に合った着用サイズの服かどうかはおしゃれの重要なポイントになってくる。たとえばGU、ユニクロ、しまむらの場合、GUのほうがサイズ感が小さめな印象。そして、しまむらはMとLのサイズ展開でSサイズはない。どのブランドもアイテムによって似合うサイズは変わってくるため、オシャレに着こなすには試着は必須となってくる。ネットショップの場合、着丈、そで丈、身幅、肩幅、ウエスト幅、股下のサイズをチェック。モデルの身長と着用サイズの明記がないかもしっかりとチェックしたい。
■安かろう悪かろうではなく、自分で見極めて高見えするアイテムを選ぶ
プチプラアイテムだって選び方や着方次第でとってもおしゃれに素敵に魅せることができる。そのために自分がサイズ感や好みをしっかりと把握すること、素材をチェックしていいものを見極めることがポイントとなってくる。いまやプチプラアイテムだって侮れない域だ。本書を上手に活用して、もっともっとファッションを楽しもう。
文=なつめ