10歳で自身のセクシャリティに気づいた男性BL漫画家の“ほんとうの話”
更新日:2017/7/24
10歳の頃に“ゲイ”という自身のセクシャリティに気づくこととなった男性BL漫画家・うさきこうが、そのきっかけである小学校時代の初恋について綴ったコミックエッセイ『ぼくのほんとうの話』が2017年7月14日(金)に発売される。
小学3年生の“こう君”が一目惚れしたのは、同じクラスの男の子でした―。少し懐かしく優しい筆致で描かれた同書。もしかしたら学校の友だちが、クラスの生徒が、自分の子どもが、そして“あの頃”の自分自身が、こう君のような気持ちを抱えて独りで震えているかもしれない。こう君の健気で切ない恋を見守るように読み進めれば、何か大切なことに気づくはずだ。
LGBTをはじめとする性の多様性への関心が高まっている昨今。『ぼくのほんとうの話』は年齢、性別、セクシャリティを問わず“みんな”が読めるコミックエッセイとなっている。
そんな同書の発売を記念して、7月8日(土)~17日(月)にかけて開催される「第26回レインボー・リール東京(東京国際レズビアン&ゲイ映画祭)」にて、うさきのサイン会&複製原画展が行われることに。また、7月10日(月)に発売される新井祥のコミックエッセイ『「性別が、ない!」人の夜の事件簿in Deep』との合同サイン会の開催も決定している。詳しくは会場の公式サイトをチェックしよう。
■うさきこう『ぼくのほんとうの話』サイン会&複製原画展
サイン会:2017年7月16日(日)16:30~17:30頃
複製原画展:2017年7月14日(金)~17日(月)
場所:スパイラルホール
住所:東京都港区南青山5-6-23スパイラル3F
「レインボー・リール東京」公式サイト:http://rainbowreeltokyo.com/2017/
■うさきこう×新井祥 合同サイン会
日時:2017年7月29日(土)14:00~ 16:00~(2部制)
場所:ブックファースト新宿店
住所:東京都新宿区西新宿1-7-3 モード学園コクーンタワー
「ブックファースト新宿店」公式サイト:http://www.book1st.net/shinjuku/
うさきこう
漫画家。ボーイズラブコミック誌『ルチル』にて、往年の少女漫画テイストの作風を引っ提げ2015年デビュー。これを機に、自身がゲイであることをカミングアウト。コミックエッセイ作家・新井祥のアシスタントを長く務め、同氏のエッセイに「アシスタントのこう君」として登場。可憐な美貌&軽やかな弁舌で読者から愛されている。
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