納豆はあつあつご飯で食べると栄養価ほぼゼロ!? 今夜放送『世界一受けたい授業』で明かされる! 9割の栄養をムダにしている意外な調理法

健康

公開日:2017/7/8

『その調理、9割の栄養捨ててます!』(東京慈恵会医科大学附属病院 栄養部:監修/世界文化社)

 突然ですが、普段玉ねぎってどうやって調理していますか?

 血液サラサラ効果が謳われる、たまねぎ。私はカレーや野菜炒めに使うことが多いので、縦にざく切りすることが多いのですが、実はここで目からウロコの事実が。

 玉ねぎは、みじん切りにしないと「血液サラサラ効果がほぼ0」らしいんです……。

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 食べ方の新常識を教えてくれる『その調理、9割の栄養捨ててます!』(世界文化社)は、東京慈恵医科大学付属病院栄養部が監修し、エビデンスに基づく、栄養価を最大限活かす調理方法がまとめられた1冊。今夜19:57~放送の『世界一受けたい授業』(日本テレビ系)に、栄養部の濱先生が出演。「ゴボウのあく抜き不要」など、意外な調理法が紹介される予定です。

 ここでは一足先に本書の内容を紹介します。

 冒頭で紹介した玉ねぎの例にあるように、「野菜の切り方ひとつでそんなに栄養が変わるの?」と驚きますよね。

 たとえば、玉ねぎの辛味のもとである硫化アリルは、細かく刻み細胞を壊して活性化させないと、血液ドロドロの予防に効果的な「アリシン」に変化しないのだそう。

 調理方法のNG例だけ が書かれているのではなく、イラストや写真を交えながら、「なぜそうなるのか」を丁寧に教えてくれるので、専門的な知識がない私もすんなり理解できるのが嬉しいところ。

 他にも、「白菜は中心部分から食べると14倍もお得!」や「ピーマンの栄養を逃さないためには縦切りだった!」、「ジャガイモは皮ごと茹でればビタミンを9割キープ!」、「しいたけは日光浴でビタミンDを10倍に増やす」などなど、普段使う身近な食材のお得な食べ方がぎっしりと入っている本書。きっと誰しもひとつは「あ、損してた!」と気づく調理法があること、間違いなし。

 もちろん、「どうやったら栄養価を最大限活かせるか」も書いてあるのでご心配なく。毎日食べるものだからこそ、しっかりと栄養をとれる方法を知っておきたいですよね。

 ちなみに調理方法だけではなく、「得する食材選び」についても知ることができます。卵って、大きさによって栄養価に違いがないって知ってました?

 一冊あれば今日から活かせる調理の知識。後ろには食材別のインデックスもあるので、お買い物やお料理前にチェックしてみるのもいいかも。

  ちなみに本書を読んで私が一番ショックだったのは、「あつあつご飯に納豆はダメ!70℃で酵素が死滅!」という部分。

 毎朝あつあつご飯にかけて食べてたのはなんだったんだ……。これからは食べる20分前に準備すようにするぞ。

文=園田菜々

■『世界一受けたい授業』(日本テレビ系)公式サイト
7/8(土)19:57~放送

※掲載内容は変更になる場合があります。